2021年シーズンまで中日ドラゴンズの監督を務めていた与田剛さん。
2年目のシーズンにAクラス入りを果たすなど一定の結果を残したものの、それ以上に皆さんの印象に残っているのは
肩幅
でしょう。
あまりもの肩幅の広さに、“肩幅”という言葉自体が与田剛さんを指す代名詞のような使われ方をしていたことも。
与田剛さんの肩幅は、どれほどすごいものだったのでしょうか。
・与田剛のプロフィール
【名前】与田剛(よだ つよし)
【生年月日】1965年12月4日
【出身】千葉県君津群(元:君津市)
【身長/体重】182cm/84kg
【高校】木更津総合
【大学】亜細亜大学
中日ドラゴンズの監督を務めた与田剛
中日ドラゴンズ前監督・与田剛さん。
現役時代は速球派投手として知られ、ルーキーイヤーだった1990年には当時の日本人最速記録だった157km/hを記録しました。
ちなみにこの年は50試合の登板で4勝5敗31セーブ 防御率3.26という好成績。
新人王とセーブ王をW受賞するほどの活躍を見せたのです。
その後はケガにも泣かされ、プロ野球選手として全盛を誇った時期は決して長くはなかったのですが、とても印象に残る選手であることは間違いありません。
引退後は解説者・野球評論家として活動する一方で、指導者として社会人野球チームや女子野球チームにも参加。
2009年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の投手コーチも務めました。
そういった指導力が評価されたのか、2015年~2018年には東北楽天ゴールデンイーグルスの投手コーチに就任。
そして2019年には満を持して古巣である中日ドラゴンズの監督に就任しました。
与田剛の肩幅が広すぎる
与田剛さんが監督として采配を振るったのは2019年~2021年の3シーズン。
2年目の2020年シーズンにはチーム8年ぶりのAクラス入りも果たしましたが、残念ながら優勝を達成することはかないませんでした。
ただ采配以外の部分が話題になったりすることも多かったですね(応援歌の「お前」の歌詞は不適切と指摘したり)
でも何よりもっとも大きな印象を残したのは、その肩幅。
引退から20年たったにもかかわらず、どの現役選手よりも圧倒的に肩幅が広いのです
肩幅といえば与田剛
与田剛といえば肩幅
いつしかそんなイメージがプロ野球ファンに浸透していきました。
では実際にどれほどのものなのか。
測り方にもよりますが、日本人男性の肩幅の平均は40cm前後とされています。
ですがあるテレビ番組で計測された与田剛さんの肩幅は
驚異の61cm!!!平均の1.5倍!!!
まさかの驚異的な数字に、ネットも騒然とします。
与田剛の肩幅比較
ですがより肩幅を感じられるのは、やはり他の人たちと並んだ時でしょう。
こちらは2020年当時のセリーグ6チームの監督が並んだ時。
1番左の人物は佐々岡真司監督。2人で他の4人を圧倒していますね。
原辰徳監督や矢野燿大監督が小柄に見える…
ただこの時の佐々岡真司監督はちょっと肩幅が強調されていたみたいで、
2人だけで並ぶとやっぱり与田剛さんの肩幅が圧倒的です。
与田剛さんにかかれば松井秀喜さんですら小柄に見えてしまいます。
高津臣吾監督と前後に並んだら、遠近感が壊れてしまいそう。
ちなみに個人的に現役選手の中でもっとも肩幅が広いと思っているのは阪神タイガースの糸井嘉男選手なのですが、
(吉田正尚選手・柳田悠岐選手・糸井嘉男選手)
糸井選手も与田剛さんの肩幅のことを知っていたのか、たまたま日本代表チームで一緒になった時に比べさせてもらったそう。
するとやっぱり与田剛さんの方が広かったみたいです(笑)
2人が並んだ写真がないのが惜しい。
肩幅は肩甲骨周りの筋肉が発達することで広くなるみたいですが、それ以上に生まれ持った骨格も影響しているそうです。
ということはつまり、与田剛さんは歴代NPBの選手の中でも、もっとも骨格に恵まれた選手だったということでしょうか?
当時の日本人最速記録も、その肩幅があったからこそなのかもしれませんね。
恵まれた肩幅から恵まれた球速 https://t.co/rTfitDTfJb
— Q.Urah (@Qtaskun) June 5, 2022肩幅が広いっていうのは、それだけ肩甲骨を動かせる範囲が広いということなので球速を出すには有利だと思う。ストラスバーグさんが良い例。広い肩幅をフル活用してる。
— Takumu Koyamada (@3em27) October 11, 2015
いかがでしたか?
NPBのあらゆる現役選手のみならず、レジェンド選手たちと比べても驚異的な肩幅を持つ与田剛さん。
他の人と一緒に立っているだけで遠近感を狂わせてしまいます。
肩幅だけでここまで話題になる人、そういませんよ!
このスケールの大きさを、ぜひ現役選手にも見習ってほしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。