2021年シーズン、1番打者としてヤクルト打線をけん引する塩見泰隆選手。

 

チームの快進撃には、彼の活躍は欠かせないでしょう。

 

入団当時から出川哲朗さんの一押し選手として話題になるも、破天荒なキャラクターで野球以外のところでネタにされてしまうこともありました。

 

誰もが認める身体能力の高さを持ちながら、少々もどかしい時期があったのも事実。

 

ですがそんな選手が、とうとう開花したのです。

 

今回はそんな塩見泰隆選手についてまとめてみました。

 

【生年月日】1993年6月12日

【出身】神奈川県相模原市

【身長/体重】179cm/77kg

【高校】武相高校(神奈川)

【大学】帝京大学

【社会人】JX-ENEOS

 

1番として打線をけん引する塩見泰隆

2017年のドラフト会議にて、4位指名でヤクルトスワローズへと入団した塩見泰隆選手。

 

ヤクルトファンとして知られる出川哲朗さんの高校の後輩(武相高校)にあたるということで、入団当時からすごく話題になっていましたね。

 

 

非常に身体能力が高く、俊足・強肩を生かした外野守備は一級品。長打の打てるバッティングも魅力です。

 

 

2021年シーズンは主に1番センターを務め、9月まで3割前後の打率をキープ。

 

本塁打も盗塁も2桁に達するなど、一躍ブレイクを果たしました。

 

塩見泰隆選手が1番に定着したことによって、打線の厚みが格段に良くなりましたよね。

 

山田哲人選手・村上宗隆選手の前にこんなにも手ごわい1番バッターがいるのですから。

 

2人の後ろを打つ中村悠平選手も好調ですし、そりゃ強いわって感じです。

 

塩見泰隆の破天荒エピソード

そんな塩見泰隆選手ですが、以前はなかなかネタに富んだ選手でもありました。

 

まず入団当時に明かされた大学時代のエピソードとして、「イノシシを追いかけた」という話があります。

 

塩見泰隆選手の所属していた帝京大学は、野球部の練習場が山の中にあり、頻繁にイノシシが出現していたそう。

 

本来ですと、もしイノシシに遭遇したとしても興奮させないようにゆっくりと動き、その場を離れる(その際に背中を見せないように注意する)ように呼びかけられているのですが

 

塩見泰隆選手はなんとイノシシを追いかけまわし、捕まえようとしていたというのです。

 

「猪突猛進」という言葉に反して意外とキビキビ曲がるイノシシに苦戦し、実際に捕まえられたことはなかったそうですが。

 

なんという野生児w

 

 

さらにプロ入りしてからは、今度はやんちゃな面がスクープされてしまいます。

 

2020年の1月に合コン現場が週刊誌に撮られてしまったのですが、この時に女性に言い放ったセリフが

 

 

 

2019年シーズンの塩見泰隆選手は打率.182(88-16)、1本塁打 7打点 4盗塁

 

まだまだ1軍定着を目指すような立場の選手でした。

 

しかもこの合コンでは35歳の女性にセクハラ発言を連発したあげく、出すと約束していたはずのタクシー代すら出さなかったとのこと。

 

あまりにもひどい仕打ちに、週刊誌に売られてしまいました。

 

塩見泰隆は素行が悪かった?

どうもアマチュア時代から素行についてはあまりよくないといわれていたみたいです。

 

高校時代の監督曰く、当時は「気分で野球をやっていた」そうで、全力疾走しなかったり、カバーリングを怠ったり。

 

そのため、監督は社会的な教育から徹底的に叩きこんでいったといいます。

 

それもあってか、誰もが認める高い能力がありながら、レギュラーに定着したには2年の秋から。

 

ですが3年のころには真剣に野球に向き合い、5割を超える打率を残したそうです。

 

大学時代もイノシシエピソードの他に、授業中に騒いで怒られたなどのエピソードもあったりします。

 

悪い友達とつるんでいた、悪い遊びばかりしていたなどの話はなく、決してヤンキー的な素行の悪さではないのですが。

 

単に何も考えていなさそう、というか考えなさ過ぎて人に迷惑をかけてしまっているという感じがします。

 

 

ですがそんな選手がいまやヤクルトの主力選手になり、チームをけん引する存在に。

 

攻守にわたって大活躍で、9月にはサイクルヒットも記録しました。

 

試合終盤でも集中力を切らすことなく、最後まで粘る姿を見せることも。

 

本当に立派に育ったものです。

 

シーズンも大詰め、チームは優勝に向かって勝ち星を積み重ねています。

 

これからもチームの勝利に貢献していってほしいですね。

 

 

いかがでしたか?

成長著しい姿を見せるヤクルトスワローズ・塩見泰隆選手。

 

以前はキャラクターが独り歩きしていたような印象がありましたが、今では不動の1番バッターです。

 

間違いなく優勝には不可欠な存在、これからもチームをけん引していってほしいものです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。