2020年7月8日、プロ初勝利を挙げた広島東洋カープの塹江敦哉選手。
6年目でうれしいプロ初勝利となりました。
最速154km/hの速球を持つ本格派左腕の成長は、チームにとって何よりの戦力アップです!
ところで塹江敦哉選手、この名字は何て読むのでしょうか?
【生年月日】1997年2月21日
【出身】香川県高松市
【身長】178cm/87kg
【高校】香川県立高松北高校
【ドラフト】2014年 ドラフト3位
プロ初勝利を挙げた塹江敦哉
2020年7月8日、広島東洋カープ-横浜DeNAベイスターズの1戦。
この試合は中盤までカープがリードする展開だったものの、7回表にベイスターズが2点を入れ逆転。
しかし8回裏に堂林翔太選手に満塁ホームランが飛び出し、再逆転で勝利をおさめた劇的な試合となりました。
そしてこの試合で勝ち投手となったのが、塹江敦哉選手です。
ベイスターズ1点リードの8回表にマウンドに上がると、1番・梶谷隆幸選手、2番・ソト選手、3番・オースティン選手の強力な並びを3人でピシャリ。
この好投が堂林翔太選手の満塁ホームランを呼び、見事に勝ち投手となりました。
塹江敦哉選手にとって、6年目でのうれしいプロ初勝利。
9回を任された菊池保則選手もプロ初セーブを記録しており、ダブルでメモリアルな1日でしたね。
2014年ドラフト会議にて、香川県立高松北高校からカープへと入団(4位指名)。
進学校出身ながら、最速150km/hを誇る速球派左腕として注目を集めていました。
プロ入り後もストレートにはさらに磨きがかかり、最速は154km/hにまでアップ。
フレッシュオールスターでは、非公式記録かつスピードガンのエラー疑惑もありますが、159km/hという数字を出したこともあります。
課題だったコントロールも徐々に克服され、1軍の主力投手に成長しつつある選手です。
塹江の名字は何て読む?
それにしても塹江という名字、いったいなんて読むのでしょうか?
なんとなくの雰囲気から「かにえ」って呼んでいる方も多いかもしれません。
かにえ、、、漢字で書くと蟹江
塹江蟹江塹江蟹江、、、
私も読み方を覚えるまでは「かにえ」って頭の中で呼んでいました。
でもかにえ選手ではありません。
塹江という名字は「ほりえ」って読みます。
「塹」という漢字にも「ほる」という意味があって、
それこそ「堀江」という名字とほぼ同じみたいです。
ただ塹江の字の方はかなり珍しい名字みたいで、全国でもおよそ40人ほどしかいないんだとか。
塹江選手がカープに入団するまでは、野球ゲームでも「塹」の漢字が使えなかったそうです。
(今ではバッチリ使えます)
ちなみに本人もよく「かにえ」って間違えられているみたいで、すっかりネタになっています。
グローブにも「kanie」の名前で刺繍が入っているくらいです(笑)
10/10 塹江くん
— miyadai (@miyadai3037) October 11, 2016
グローブには「Kanie」と刺繍が^^;#フェニックスリーグ #カープ#天福球場 pic.twitter.com/qUGpNl9SDx
「蟹江 カープ」で検索しても塹江選手の情報が出てきますし、もう本当に分かりません(笑)
昔から難読名字の多いカープ
それにしてもカープって難読名字の選手が多くないですか!?
代表的な選手はやっぱり梵英心選手。
もうカープどころかプロ野球を代表する難読名字の選手として、逆に有名になったかもしれません。
読みは「そよぎ えいしん」
00年代中盤~2010年代前半までチームを支えた名ショートでした。
少し前まで所属していた選手としては
下水流(しもずる)昂選手
土生(はぶ)翔平選手
現在も所属する選手にも
桒原(くわはら)樹選手
正隨(しょうずい)優弥選手
韮澤(にらさわ)雄也選手
コーチにも
畝(うね)龍実コーチ
などなど。
世代を超えて珍名選手が在籍しているのも面白いですねw
でも梵選手のように、レギュラーとしてバリバリ活躍すれば、その名前は自然に広まっていきます。
塹江選手もここからどんどん活躍して、その名を広めてほしいですね!
油断してるといまだに「塹江(ほりえ)」投手を「かにえ」と読んでしまう(小声
— tomo@ネギバットP (@NegibatP) June 29, 2015#カープ女子が知らなそうなこと
— Yamato (@ske_sakae9389) September 18, 2017
土生→どい
桒原→くりはら
梵→ぼん
井生→いしょう
塹江→かにえ
絶対にこう読むだろお、塹江
— リュウ(´・Д・)」 (@ryu_njy24) July 8, 2020
「かにえ」じゃなくて「ほりえ」だよ!!
いかがでしたか?
6年目でうれしいプロ初勝利を挙げた塹江(ほりえ)敦哉選手。
2020年シーズンはチームの主力投手になり、その名前を全国に広めてほしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。