日本一のピン芸人を決める大会「R-1グランプリ」
いまその予選が行われているのですが、ダークホースとなっているのが「スーパーマラドーナ」の田中一彦さんです。
相方の武智さんがM-1グランプリ後の暴言インスタライブで炎上していたのですが、それをうまくネタにして準決勝まで勝ち進んでいます。
あの騒動で大炎上した時は「もう終わったな」って思ったのですが、まさか相方が奮起してまた話題にしてもらうとは。
もしかするとこのまま決勝まで進んで、全国の場でネタにされるかもしれません。
まずは田中一彦さんのプロフィールから
【生年月日】1977年10月15日
【出身】大阪府高槻市
【血液型】AB型
【身長】176cm
【体重】49kg
【所属事務所】よしもとクリエイティブ・エージェンシー
コンビでは結果を残していたスーパーマラドーナ
スーパーマラドーナのボケ担当・田中一彦さん。
いかにもヤンキーっぽい見た目の武智さんとは対照的に、すごく細くて頼りなさそうな印象ですよね。
実際49kgって体重を見て少しびっくりしてしまいました。
武智さんは実際にヤンキーで「武智軍団」という元ヤン芸人の集まりを率いているほど。
田中一彦さんも結成当初はかなりビクビクしていたといいます。
ですが武智さんは田中一彦さんのボケのセンスに惚れ込んでいるみたいで、1度解散になったときも、武智さんのほうから声をかけて再結成になったそうです。
人情に厚いのと、本気で田中一彦さんを買っているんだなっていうことがわかりますよね。
そんな2人はNSCでは大阪22期生で、同期にはキングコングやNON STYLE、山里亮太さん(南海キャンディーズ)など、そうそうたるメンバーがいます。
彼らには少し遅れを取ってしまったかもしれませんが、最近の実績では負けていませんよね。
M-1グランプリでは2015年から4大会連続で決勝に進出するなど、その実力が世間に認められ始めています。
M-1で武智の炎上をネタに
そんな田中一彦さんは、2019年のR-1グランプリの予選に参加しています。
R-1への参戦は実に4年ぶり、しかも3回戦進出が最高ということだったのですが、今回は準決勝にまで残っているみたいです。
そしてその予選で田中一彦さんのネタが大いに注目されています。
1回戦で披露したネタの第一声を紹介すると、
『武智!しばいたろか、お前!』
この言葉、皆さんもピンときたかと思います。
2018年の年末、武智さんは大炎上していました。
トロサーモンの久保田かずのぶさんと一緒にM-1グランプリの審査員を務めた上沼恵美子さんを痛烈に批判していたのですが、それをあろうことかインスタグラムに動画としてアップしてしまったのです。
特に武智さんの場合
「右のオバハンにはみんなうんざりですよ。明るかったらオモロいんか、『嫌いです』って言われたら、更年期障害かって思う」
という上沼恵美子さんのみならず多くの女性を敵に回すような発言も問題視されていました。
当然動画はあっという間に拡散され、翌日には謝罪をする事態に。
これまで積み上げてきたものが一瞬でパーになってしまいました。
武智さんも久保田かずのぶさんも元々こんなキャラなので、個人としてのイメージダウンはそれほどダメージではないのですが、コンビとしての仕事に影響が出てしまうことは免れられません。
ですが、そんな状況を、相方の田中一彦さんがネタにしています。
武智ネタは2回戦でも披露されたようで、
「ツイッターの裏アカウント作って、相方に『芸人辞めろクズ』って送りました」
めっちゃ陰湿ですね(笑)
でも会場は大爆笑だったそうです。
もちろん武智さんをこき下ろすだけじゃなく、お得意の「テッテレ~」の言葉を使った漫談ネタでも笑いを取り、準決勝までコマを進めているのです。
田中一彦はこの状況から大逆転を狙う?
田中一彦さんはもともと自分が売れることに関してはあまり積極的ではありませんでした。
昔から「忙しいのが嫌」「武智だけが売れたらいい」というスタンスで、希望月収は20万~30万円。
芸能人としてどうなの?ってくらいにマイペースな人だったのですが、今回に関してはかなり張り切っていますね。
単にこれまでの気苦労をぶちまけているだけなのか、それとも炎上騒動をコンビのチャンスに変えようと奮起しているのか。
はたまた優勝してその賞金で半年くらい休もうなんて考えているのか(笑)
でもやる時はやる男のようですよ!
ぜひとも田中一彦さんを決勝で見てみたいですし、頑張ってほしいですね。
スーマラの田中、頑張ってR1決勝行ってくれ
— えすわい (@acewhyspl) January 30, 2019スーマラ田中 R1で相方イジリ。。なるほどなあ。
— rimama (@rinmama29) January 30, 2019
いかがでしたか?
相方の炎上によってコンビがピンチになってしまったスーパーマラドーナの田中一彦さん。
コンビとしての活動は風当たりが強いですが、田中一彦さんピンでのネタにはたくさんの賛辞が贈られています。
このまま決勝でも相方いじりを見たいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。