4年連続5度目のメキシコ・ウィンターリーグ参加となったDeNAベイスターズ関根大気選手。
2025年シーズンはわずか9試合の出場にとどまり、本人としてもしくじたる思いで参加していることでしょう。
しかし向こうでは「英雄」扱いされている関根大気選手。メキシコ側はいつでも彼を歓迎してくれます。
関根大気選手、メキシコでいったいどれほどの成績を残しているのでしょうか。
【生年月日】1995年6月28日
【出身】愛知県
【高校】東邦高校
【身長/体重】173cm/78kg
2025年は出場9試合に終わった関根大気
2023年シーズン、自己最多の140試合に出場した関根大気選手。
初の規定打席に到達し、打率.261(482-126) 4本塁打 31打点 11盗塁の好成績を収めました。
特に春先の成績は目覚ましいものがありましたよね。
スタメンで出れば多くの試合で複数安打を記録。
レフト守備でも堅実なところをみせ、センターの桑原将志選手とともに鉄壁の左中間を形成していました。
6月ごろから成績を落としてしまいましたが、多くの経験を積んだシーズンだったと思います。
しかし2024年は79試合の出場、2025年シーズンはわずか9試合の出場に終わるなど、レギュラー奪取には至っていません。
そしてシーズンオフにはメキシコのウィンターリーグへと参戦。
最大のライバルだった桑原将志選手がFAで埼玉西武ライオンズへと移籍しますから、2026年シーズンこそはチャンスをものにしなければなりません。
5度目のメキシコ参戦となった関根大気
関根大気選手、2022年シーズンから4年連続でのウィンターリーグ参加、2019年にもプレーしているので通算で5度目の参加となります。
すでに向こうでも大人気の選手で、何なら「メキシコの英雄」とも呼ばれているほど。
ではどれほどの成績を残したのかというと、
2019年:55試合 .292(216-63) 0本塁打 19打点 20盗塁
(二塁打:8 三塁打:5)
2022年:47試合 .257(171-44) 0本塁打 8打点 2盗塁
(二塁打:6 三塁打:3)
2023年:42試合 .345(174-60) 0本塁打 5打点 4盗塁
(二塁打:10 三塁打:2)
2024年:28試合 .271(107-29) 0本塁打 10打点 3盗塁
(二塁打:3 三塁打:2)
4シーズン通算
130試合 .293(668-196) 0本塁打 36打点 29盗塁
(二塁打:27 三塁打:12)
2020年・2021年の2シーズンは不参加でしたが、それ以降は毎年参加。
2023年シーズンは.345で首位打者のタイトルも獲得しています。
所属チームの監督からも打撃・守備・走塁のあらゆる面で信頼を置かれています。
また関根大気選手自身も、メキシコの厳しい環境の中で学ぶことが多く、それが野球でも野球以外でも大きな影響を与えているとのこと。
日本でプレーできる幸せをかみしめて、2026年は再ブレイクに期待したいですね。
DeNAが誇るメキシコの英雄
ちなみにメキシコの英雄と呼ばれたのは関根大気選手が初めてではありません。
それ以前から乙坂智選手にその異名が与えられていました。
横浜DeNAベイスターズに所属していた当時からウィンターリーグに参加していて、その人気はすさまじいものがあります。
特に2017年に参加した時の成績が
27試合 .410(100-41) 0本塁打 12打点 6盗塁
と好成績。
メキシコリーグのSNSでは日本のアイドルとしてイチローさんと並んで紹介されたほどです。
Hablando de ídolos japoneses 😁
— Liga ARCO Mexicana del Pacífico (@Liga_Arco) March 21, 2019
¿Afición de @yaquis_oficial, con quién se quedan? ¿Tomo Otosaka o Ichiro Suzuki? 🇯🇵 pic.twitter.com/6Fr0Bth1fM
DeNAベイスターズ退団後もメキシコのリーグ戦に参加しており、そちらでも好成績を収めています。
というようにメキシコの英雄が定期的に表れるDeNAベイスターズ。
今後もメキシコで活躍した選手のブレイクが続くでしょうか?
いかがでしたか?
4年連続5度目のメキシコ参戦となった関根大気選手。
2025年シーズンは悔しい思いをしたでしょうから、2026年は何としても復活しなければなりません。
13年目という関根大輝選手のキャリア、そして若手外野手が台頭し始めていることを考えると、崖っぷちの状況でもあります。
はたして、このメキシコで再び何かをつかむことが出来るのでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


