誰もが認める身体能力を持ちながらも、今一つ殻を破ることが出来なかった印象のあったオリックス・バファローズの廣岡大志選手。

 

しかし2025年シーズンはサードのレギュラーをつかみ取ると、ここまで打率3割越えの活躍を見せています。

 

未完の大器が、いよいよ……!

 

と思ったのもつかの間、今度は良くない注目の集め方をしてしまいました。

 

そしてこの騒動で心配なのが廣岡大志選手のご実家

 

ファンの間では有名な精肉店ですが、今回のように良くない注目を集めてしまうとそちらへの影響も心配です。

 

はたして廣岡大志選手の実家は無事なのでしょうか?

 

【生年月日】1997年4月9日

【出身】大阪府大阪市

【身長/体重】185cm/89kg

【高校】智弁学園高校

 

廣岡大志の悪質スライディング事件

6月6日、事件が起きました。

 

交流戦2カード目、甲子園で行われた阪神タイガース戦

 

お互いのチームの投手陣が熱投を見せ、試合は終盤まで0 – 0の緊迫した展開となりました。

 

そして9回、打席に立った廣岡大志選手。マウンドには阪神のセットアッパー・石井大智選手が上がっていました。

 

2球目、ストレートを振りぬくと、打球は何と石井大智選手の側頭部に直撃してしまいます。

 

石井大智選手はマウンドで倒れたまま起き上がれず、そのまま担架で救急車へ。

 

大事には至らなかったのが不幸中の幸いではありますが、両チームのファンがヒヤリとした瞬間でした。

 

もちろんこのプレーは事故であり、誰が悪いなんてことはありません。

 

 

ただその直後のプレーが問題でした。

 

この打球は内野安打となり、廣岡大志選手は1塁に出塁します。

 

続く西川龍馬選手の打球はセカンドゴロ、阪神バッテリーの思惑通りにゲッツーコースに打球が飛んでいきます。

 

しかし1塁ランナーの廣岡大志選手、何を思ったか2塁ベースではなくショートの小幡竜平選手に向かってスライディングしてしまったのです。

 

 

併殺崩し、昔なら普通のプレーだったかもしれませんが現在ではルールで禁止されている行為。

 

廣岡大志選手には警告が与えられたうえ、「ボナファイド・スライド・ルール」が適用され、1塁走者も打者走者にもアウトが宣告されます。

 

※ボナファイド・スライド・ルール

走者が併殺を逃れるため、野手に接触したり接触を試みるなど正しいスライディングをしなかったとみなされた場合

走者と打者走者の両方にアウトを宣告する

 

もちろんこのプレーだけでも批判されるべきものではあったと思いますが、よりによってあのアクシデントの直後ですからね。

 

怒りの収まらない阪神ファンの方たちが、廣岡大志選手に向けて厳しい言葉をぶつけていました。

 

過去にもあった実家が巻き込まれるケース

スライディングに関しては完全に本人の責任です。廣岡大志選手に批判が集まるのも分かります。

 

ですが心配なのは実家

 

こういったケースが起きると、何を思ったか本人だけでなく関係者まで巻き込まれることが過去にもあったのです。

 

 

たとえば、かつてヤクルトでピッチャーとして活躍した江村将也さん。

 

2013年4月13日の広島戦、8回に登板した江村将也さんは代打で登場した前田智徳さんにデッドボールをあててしまいます。

 

前田智徳さんは激高し、両軍のベンチから選手が飛び出してくる騒ぎに。そして前田智徳さんは左手首の骨折と診断を受けます。

 

同年、前田智徳さんは引退を表明するのですが、この骨折が引退の決め手となったとのこと。

 

デッドボール当時、カープファンは江村将也さんに対して厳しい声を浴びせました。レジェンド選手が骨折されられたのですから、気持ちはわかります。

 

ですがなんと、江村将也さんの実家にまで嫌がらせをする輩が現れたそうなのです。

 

それだけは絶対に違う。

 

江村将也さんはヤクルトの所属でありながら、広島出身ということもあり幼いころからのカープファン。

 

前田智徳選手にデッドボールをあててしまっただけで、相当なショックだったことでしょう。

 

そこにさらに、実家にまで嫌がらせが及んでしまったとなると。当時の彼の精神状況は計り知れないものがあったと思います。

 

ただその後、前田智徳さんが江村将也さんのことを気にかけてくれたというのがせめてもの救いでしょうか。

 

 

さらにもっとひどいケースが、90年代後半に中日ドラゴンズで活躍した宣銅烈(ソン・ドンヨル)氏。

 

絶対的守護神として、99年のリーグ制覇に大きく貢献しました。

 

来日当初は言語の壁もあって思うような活躍ができませんでしたが、その後はご本人の努力の甲斐あって日本語を習得。

 

チームメイトとも良好な関係を築いていたそうです。

 

そして宣銅烈氏は大の親日家としても知られており、いつも日本に対してリスペクトのある発言をしていました。

 

が、それが韓国の反日家の反感を買ってしまったのか、なんと実家の旅館に放火をされるという事件が起きたこともあったそうです。

 

もはや嫌がらせでは済まない事態。ですがこういった行為をやってしまうことがいるというのもまた事実なのです。

 

廣岡大志の実家の精肉店への影響は?

廣岡大志選手の実家はファンの間では有名な精肉店。味も美味しいと評判で、野球ファンからも地元の人たちからも愛されるお店として知られています。

 

京セラドームで試合観戦の際に立ち寄る方も多いことでしょう。

 

では今回の件でご実家の精肉店はどうなったのでしょうか。

 

 

やっぱり現れました、Googleの口コミで低評価をつける人が。

 

今回の廣岡大志選手のプレーを持ち出して、「息子があれだから親やこの店もあれだろう」みたいなことを書いている人が。

 

他にもインスタのコメント欄が荒らされたり、廣岡大志選手のWikipediaが荒らされたり、無言電話や説教の電話まであったそうです。

 

はー、おもんな

 

何がしたいんでしょうね、こういう人たちって。

 

私は個人的にこういう人たちってその球団のファンですらなく、ただ”騒動に便乗して騒ぎたいだけの人”だと思っています。

 

最初から騒ぐことが目的なので、諭すようなことを言っても全く意味がないという。

 

 

ちなみに今回に関しては、つけられた低評価を埋めるべく、それ以上の数の好評価レビューをつけてくれるファンの方たちもたくさんいました。

 

騒動後もたくさんの人がお店に足を運び、売り上げだけを見ればいつもより多かったそうです。

 

これは…..よかった……のかな?

 

 

おそらく廣岡大志選手のあのプレーはわざとではないと思います。彼の人柄を考えると、わざとそういうプレーをする人物には見えません。

 

というかそういうことが狙ってできるなら、もっと早くレギュラーになっていたか、もっと早くクビになっていたと思います。

 

もちろん反省が必要なプレーではありますが、必要以上に引きずることもないでしょう。

 

せっかくその才能が開花しようとしているのですから、また思いっきりプレーしてほしいです。

 

 

いかがでしたか?

せっかくレギュラーに定着しつつあったのに、自身のプレーを引き金に大きな騒動を起こしてしまった廣岡大志選手。

 

その影響が、実家にまで及んでしまいました。

 

もちろんご本人としては大いに反省していることだと思いますし、どういう理由であれ実家まで批判していいなんてことはありません。

 

はやく実家のお店に平穏が戻ってくるといいのですが。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。