キングオブコントそしてM-1グランプリ。
2つの大規模賞レースで結果を残しているロングコートダディ。
センスの堂前透さん、そして天然の兎さんのバランスが絶妙とはよく言ったもので。
そうなんです、兎さん、すごく天然なんです。
実は第二のナダルさん(コロコロチキチキペッパーズ)にもなりうる存在とも。
今回はそんな兎さんのエピソードを紹介していきたいと思います。
【本名】髙橋翔太(たかはし しょうた)
【生年月日】1988年8月19日
【出身】岡山県
【身長/体重】175cm/95kg
【高校】岡山県立岡山大安寺高等学校
専門学校はハサミを盗まれて辞めた?
2008年、NSC大阪28期生として芸人活動をスタートさせた兎さん。
当時はまだ”髙橋翔太”さんでした。
ちなみに芸人になる前は美容師の専門学校に通っていたそうなのですが、その学校をたった2か月で辞めてしまったそう。
その理由というのが「ハサミを盗まれたから」
実は兎さん、専門時代に骨折を経験していて、その間は学校を休んでいたそう。
ちなみに骨折の原因はサッカーボールに両足で乗って遊んでいたら転んだとのことで。
ここからすでに兎さんらしさがあふれていますね~
で、骨折も治りいよいよ学校に復帰したのですが、、、
なんと兎さんのハサミがありません。いえ正確には別の誰かのハサミとすり替えられていたのです。
困惑する兎さんのもとにクラスメイトの女子から「私の使ってたハサミが折れたから来てない間に使わせてもらってたわ」と説明。
その女子から「ごめん」の一言はあったのですが、それに対して兎さんも全く怒るわけでもなく「全然」と返事したそう。
ただ兎さんが学校をやめたのは、この後すぐのことでした。
女子と付き合うのが恥ずかしかった?
これがハサミを勝手に使っていたのが男子だったら、兎さんの人生もいろいろ変わっていたのでしょうか?
兎さん、女性への対応も独特ですからね~
ちなみに兎さんに初めて彼女ができたのは26歳の時。
決してモテなかったわけではなく、特に中学生の時には女の子の方からボーリングへ行こうと誘われたほど。
ですが恋愛的なことにいまいちピンとこなかった兎さんは、そのボーリングに男友達を5~6人ほど引き連れていったそうです。
兎さんはその女の子と2人でゲームをしたそうですが、その隣のレーンでは友達が大盛り上がり。
女の子としても複雑な胸中だったでしょうね~
兎さん曰く、「付き合うのがなんか恥ずかしかった」とのこと。
思春期男子特有の、変なプライドの高さが出てしまったのでしょうか?
それが20代中盤まで続いているのもどうかと思いますがw
兎は第二のナダル的存在?
兎さん、このエピソードに限らずちょっとプライドの高いところがあったりします。
冒頭でもお伝えした通り、ロングコートダディはセンスの堂前透さんと天然の兎さんのバランスが絶妙なコンビです。
でも兎さん自身は自分が天然であることを否定したり、さらに堂前透さんが褒められると露骨に嫉妬することもあります。
普段からマウントを取りたがり、時には芸人仲間のみならず劇場のスタッフさんにまでマウントを取りに行くこともあるんだとか。
(「兎さんTシャツ大きいですね」と言ったスタッフに「僕はそう思わないですけどね」と返したらしい)
また明らかに失敗しているのにそれを認めようともしなかったり。
そういった部分がちょっとコロコロチキチキペッパーズのナダルさんを思い起こさせるそうです。
でも本人がいくら否定しても、天然エピソードは他にもザクザク出てくるんですけどね。
例えば
・見取り図の盛山晋太郎さんが落としたアメを拾うわけでもなく思いっきり蹴り上げた(本人曰く、足で机の上にのせてあげようとしたとのこと)
・切符を買おうと2人でならんでいたところ、兎さんが急に堂前透さんの方に振り返り「あれ、お前メガネかけてたっけ?」と発言
・兎さんが霜降り明星のせいやさんを寿司屋に連れて行った際(兎さんの方が先輩)、めったにない状況にテンションが上がりすぎたのか最初の注文で「大トロ6つ」
・インディアンスの2人がネタ合わせをしているのにその真ん中に割って入って漫画を読み始める
・とある舞台でイラストを描くコーナーに参加したところ「吹き出し」とマユリカの中谷の名前が混ざり「中〇し!」と大声で言ってしまう
などなど
エピソードには事欠きません。
これで天然じゃないは無理がありますよね(笑)
天然でプライドが高いけど芸人からは愛される存在
これだけ天然でプライドも高い兎さんですが、芸人仲間からはものすごく愛されています。
先輩のみならず後輩からもいじられやすいキャラクターで、兎さんのことを悪くいう後輩は1人もいないんだとか。
なにより相方の堂前透さんからも温かい目で見守られているのがいい!
堂前透さんは兎さんのことを「天然ともくくれない不思議なキャラ」「他の芸人には出せない雰囲気を出せるときがある」と高く評価。
その存在を”愛おしい”とすら思っているみたいです。
もちろん最初は腹立たしく思うこともあった層なのですが、次第に「このキャラを活かしきれない自分が悪いのかも」と考えるようになったとのこと。
ロングコートダディのあの絶妙なバランス感も、こういった堂前透さんの兎捌きあってのことなのかもしれませんね。
https://twitter.com/jetpack/status/1584036298595016710ロコディのネタの魅力を分かってもらうために、2人のキャラをもっと世の中に知らしめたい
— 奈 (@mugitaroo__) October 8, 2022
愛おしいんだよロコディは#お笑いの日 #キングオブコント #ロングコートダディ
いかがでしたか?
第二のナダルさんともいうべき存在、ロングコートダディの兎さん。
2人がもっともっとテレビに出るようになれば、兎さんのキャラクターがフィーチャーされる機会も増えてきそうですよね。
でもナダルさんの時みたいにくずエピソードを集めた「ナダル・アンビリバボー」ではなく、兎さんを慕う芸人たちが集まる「兎大好き芸人」みたいな感じで特集されそう
その時が楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。