2020年、ドラフト1位候補として注目を集める伊藤大海選手(苫小牧駒澤大)。

 

その実力もさることながら、その風貌も爽やかなイケメン!これは人気が出そうですよね~。

 

しかしその爽やかさの裏には、大学を中退したという苦労人な一面も。

 

今回は伊藤大海選手について調べてみました。

【生年月日】1997年8月31日

【出身】北海道鹿部町

【身長/体重】176cm/82kg

【高校】駒大苫小牧高校

【大学】駒澤大学(中退)

→苫小牧駒澤大学

 

2020年ドラフト1位候補の伊藤大海

2020年ドラフト1位候補として名前があげられている苫小牧駒澤大学の伊藤大海選手。

 

MAX156km/hのストレートに、スプリットなどの多彩な変化球。

 

その完成度の高さは、今年のドラフト候補選手の中でも随一でしょう。

 

そして何よりそのさわやかな風貌!プロ入り後もイケメン選手として人気が出そうです!

 

ちなみにドラフト候補の現役大学生としてはかなり珍しく、自身のYouTubeチャンネルを開設しています。

 

 

コンセプトは「みんなでつくる野球ノート

 

練習メニューや、投球理論など、自身が培ってきたものを惜しげもなく披露してくれます。

 

まるでYouTubeを野球ノートに使っているみたい。

 

本人としてもアウトプットのいい機会になっているのではないでしょうか?

 

マウンド外でもクレバーな一面を見せてくれています。

 

大学中退の過去

伊藤大海選手は駒大苫小牧高校時代から投手として活躍していました。

 

 

1年生の秋に初めてベンチ入りすると、いきなり全道大会で大活躍。

 

決勝の札幌大谷高校戦では優勝投手となり、チームをいきなり明治神宮大会、そして翌春の選抜甲子園へと導きます。

 

神功大会では初戦で沖縄尚学と当たり、7回途中5失点の結果でしたが、

 

春の選抜では1回戦の創生館高校戦で完封勝利を上げるなど、華々しい甲子園デビューを飾りました。

 

 

しかしここから苦しい日々が続きます。

 

肘の故障が発覚し、2年の秋は外野手として試合に出場。

 

3年生の時に投手として復帰するものの、夏の大会は南北海道大会ベスト8で終わってしまいました。

 

 

 

高校卒業後は、駒澤大学へと進学。

 

野球部に所属し、1年の春リーグから登板機会を与えられました。

 

 

伊藤大海選手もその期待に応え、7試合に登板して自責点4、防御率3.18と好投を見せます。

 

しかしその年の10月、いきなり駒澤大学を中退してしまいます。

 

秋リーグでも1試合に登板していたにも関わらず、です。

 

退学理由については具体的には明かしていないものの、「4年目のビジョンを描けなかった」と語っています。

 

本人の目指すべきところが、駒澤大学では得られないと感じたのでしょうか?

 

どこまでも貪欲な人なのでしょう。

 

その後地元の北海道に戻り、苫小牧駒澤大学へ再入学します。

1年間の空白期間を経てさらに進化

リーグの規定により、苫小牧駒澤大学では1年間試合に出場できませんでした。

 

しかし伊藤大海選手は、この時間すらも無駄にしません。

 

トレーニング方法を見直し、これまで以上に野球というスポーツを深く考え、さらなるパワーアップに励みます。

 

2年の春から再びリーグ戦に出場できるようになると、最速は154km/hを記録。

 

8試合に登板して6勝0敗、防御率0.35、97奪三振という圧倒的な成績を残しました。

 

 

チームも全国大会に出場し、1回戦の日本文理大学戦で完投勝利を記録します。

 

夏には大学日本代表に選ばれ日米大学選手権大会に出場。4試合16イニングで自責点0、奪三振20の好成績をおさめました。

 

1年間の充電期間を経て、圧倒的な投球を見せるようになりました。

 

2年の秋は左足首の骨折で棒に振ってしまいましたが、3年生以降もリーグ戦・国際大会と圧倒的な成績を残します。

 

 

大学を中退し1年の空白期間ができてしまいましたが、その期間すらも無駄にせず、ストイックに野球に取り組んできました。

 

むしろその1年間の自主トレで考え抜いた経験が、いまのYouTubeにもつながっているのかもしれませんね。

 

プロ野球に入ると、さらなる進化を遂げるかもしれません。その時が楽しみです。

 

 

https://twitter.com/jetpack/status/1311210695581511681

 

 

いかがでしたか?

大学中退の過去を持ちながら、さらなるパワーアップを遂げ、ドラフト1位候補にまで成長した伊藤大海選手。

 

MAX156km/hのスペックもさることながら、考える野球ができる選手ですので、プロでもかなり期待できると思います。

 

来年以降、彼はどれだけの成長を見せてくれるのでしょうか、今から楽しみです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。