4月に登板した始球式が炎上騒動となってしまった鈴木奈々さん。
始球式は本来和やかな雰囲気の中で行われるものなので、ここまで炎上騒ぎになるのはかなりのレアケース。
その後、涙ながらに謝罪を行った鈴木奈々さんですが、いったいどうしてここまで炎上してしまったのでしょうか。
まずは鈴木奈々さんのプロフィールから
【生年月日】1988年7月9日
【出身】茨城県
【血液型】B型
【身長】154cm
【所属事務所】TWIN PLANET ENTERTAINMENT
始球式で遅延行為!鈴木奈々が炎上!
モデル・タレントとして活躍する鈴木奈々さんが、自身が登板した始球式で炎上してしまいました。
2019年4月27日、楽天生命パークで行われた楽天-ロッテの試合にて、鈴木奈々さんが始球式に挑戦しました。
この日はゴールデンウィーク10連休の初日。
青森県の食品会社である太子食品と球団がコラボし、「タイシデー」という銘打たれたスペシャルゲームでもありました。
球場の外では太子食品の看板商品である太子豆腐がふるまわれたり、様々な企画などが催されていましたね。
そして太子食品のイメージキャラクターであり、CMにも起用されている鈴木奈々さんが始球式に登場したのですが…
人生で初めての始球式ということもあり、緊張の面持ちでマウンドに立った鈴木奈々さん。
しかしここからがひどかった。
何度も「行きます」と大声で宣言しながらなかなか投げず、やっと投球モーションに入ったかと思えばやっぱり投げず。
本来の野球のルールに当てはめれば「ボーク」と呼ばれる反則行為です。
(1度投球モーションに入ったのに投球を途中で止めるのは反則、ランナーに進塁権が与えられる)
投げる投げないの茶番を繰り返し、球場は微妙な空気に包まれていきます。
そしてようやく投げたかと思いきや山なりのワンバウンド。
すると鈴木奈々さんはマウンドに崩れ落ちるオーバーリアクションを見せ、ようやく退場していきました。
これによって本来の試合開始時間は4分ほど遅延。野球ファンや関係者から批判の声が相次ぎ、炎上騒ぎに発展してしまったのです。
なぜ鈴木奈々は炎上したのか
その後、太子食品は公式ツイッターにて謝罪。
スポンサーである太子食品の準備不足・説明不足だったと反省の弁を述べています。
タイシデーにご来場下さりました皆様、並びに選手・球団関係者、芸能事務所の皆様、タレント鈴木奈々さん
— 太子食品【公式】 (@taishi_shokuhin) April 28, 2019
誠にありがとうございました。
そして当日の始球式が遅れ、皆様にご迷惑をお掛けした事、大変申し訳ございませんでした。
私達スポンサーの準備・説明不足であったと深く反省しております。 https://t.co/mh5MPGP8Iz
鈴木奈々さんも5月4日に出演したTOKYO MX『田村淳の訊きたい放題!』では、目に涙を浮かべながら謝罪をしていました。
もちろん、鈴木奈々さんとしてはまったく悪気はありませんでした。
始球式の後には
「旦那さんと愛のキャッチボールをしてもう1度リベンジしたい」
と語っていたほどですから。
球場の通路でも「鈴木奈々をよろしくお願いします!」といっていたそうです。
本人なりに盛り上げようとしていたしていたんでしょうね。
ただ鈴木奈々さんのパフォーマンスのせいで試合開始が遅延。
試合開始に向けて集中力を高めていた選手たちはペースを乱されたかもしれません。
実際にこの日の先発の美馬学投手は初回に2失点、2回にも3失点とボロボロでした。
(鈴木奈々さんの影響があったかは定かではありませんが)
試合も5-6と惜敗してしまいました。
それにこの日は雨が降っていて気温もかなり低く、それもまた批判が大きくなった要因かもしれません。
たしかに柳沢慎吾さんやダチョウ倶楽部の上島竜兵さんのように、始球式でパフォーマンスをする芸人さんはいます。
柳沢慎吾さんはピッチャー・応援団・実況・主審・サイレン・ウグイス嬢・大会役員の1人7役をこなす始球式芸が有名ですよね。
投げるまでに10分以上かかることもあります。
上島竜兵さんは、始球式でボールを投げる→バッターが打つ→「なんで打つんだよ!」とバッターに詰め寄る→チュ!
というおなじみの芸があります。
ですがいずれも批判は出ていませんよね。
というのも、柳沢慎吾さんや上島竜平さんは、パフォーマンスありきで依頼されているからですね。
なので始球式開始の時間も前もって早められていますし、選手たちもペースが乱れることはありません。
鈴木奈々さんの場合、パフォーマンスが前提で呼ばれたわけではありませんから。
球団とスポンサー、本人との間で意思疎通ができていませんでした。
もともとの好感度とネット社会の負の部分
ですが今回の騒動の原因はもっと根本的なところにあるかと思います。
まず、鈴木奈々さんの好感度がそもそも低いことです。
タレント・モデルとしてテレビに出演中の鈴木奈々さんですが、ファン・アンチも多い印象です。
ファッションやキャラが好きという方もいると思いますが、無邪気なおバカキャラであるがために空気を読まないことも多いので、視聴者からの評判はいまいち。
今回の始球式もまさに空気を読まなかったがゆえに起きたことですよね。
夜の話をおおっぴろげに話したりなど、下品な発言も目立ちます。そういった方はえてして好感度が低くなりがちです。
それに鈴木奈々さんは野球にあまり興味がなさそうです。
そういった野球に興味ない方が野球を使ってアピールしようとすると、批判的な声が多くなることがあります。
にわかな知識でカープファンをアピールして炎上した加藤紗里さんみたいな感じですね。
また、こういった炎上騒ぎは外野の声が大きくなりがちです。
外野といっても野球のポジションの話ではなく、当事者以外の人たちという意味です。
今回の批判も、球場にいた当事者の方(ファンや選手)たちより、ネットニュースを見て声を上げた方のほうが多いと思います。
そりゃ球場には数万人しか入れませんし、ネットには何千万という人がいるので、単純には比べられませんが。
ですが炎上騒ぎとなると、どうしても外野の声の方が多くなります。
野球知らないのに野球を冒涜するような真似をするな!選手たちに失礼だろ!という野球ファンの目線から批判する人、
普段から嫌いだけどこれを機にさらに嫌いになったという視聴者目線から批判する人、
ちょっとでも火種があると、すぐに便乗して火を大きくしようとする、ただ騒ぎたいだけの人、
いろいろな立場からいろいろな意見が飛び交っていました。
特に野球の場合は普段からプレーや采配についてツイッターでいろいろと意見が交わされていますから、何かあればすぐにネットで拡散されていきます。
今回は鈴木奈々さんにアンチが多かったことや、野球というネットとのリンク性が強いスポーツでやらかしたことなど、いろいろな面が絡み合ってここまでの騒ぎになってしまいました。
いわばネット社会の負の部分が、炎上をさらに拡大させてしまったということですね。
https://twitter.com/jetpack/status/1123000000319901697 https://twitter.com/jetpack/status/1124853349507985409FF外から失礼。
— Kazu (@37346Overture) April 29, 2019
そもそも柳沢慎吾やダチョウ倶楽部の始球式はちゃんと前もって了解を得てたこと。
試合開始より前からやって待ってる客を飽きさせないためにやったことで、開始時間を遅らせたりもしなかった。
この差がブ鈴木奈々との違い。
いかがでしたか?
始球式で良かれと思ってやったパフォーマンスが炎上につながってしまった鈴木奈々さん。
普段からアンチの多いキャラクターではありますが、今回の一件はさすがに堪えてしまったみたいで。
今後リベンジの機会はくるのでしょうか、それとも2度と野球に近づかないようにするのでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。