現在、声優として活動している落合福嗣さん。
プロ野球ファンからすれば「落合博満の息子のフクシ君」というイメージが強いかもしれませんが、声優としても渋い活躍をされています。
先日には声優アワードの新人男優賞も受賞。
演技力も評価が高く、決して話題性だけではなさそうです。
今回はそんな落合福嗣さんを紹介していきましょう。
まずは落合福嗣さんのプロフィールから
【生年月日】1987年8月20日
【出身】愛知県名古屋市
【血液型】O型
【身長】186cm
【所属】青二プロダクション
落合福嗣、職業“落合博満の息子”
落合福嗣さんといえば、父親に落合博満さんを持つことでおなじみです。
現役時代は2度の三冠王を含む多数の打撃タイトルを獲得。
昭和から平成を代表する大打者の1人でした。
中日ドラゴンズの監督としても、1流の成績を残しています。
またその家族関係がメディアに取り上げられることも多く、落合福嗣さんも幼少期のころから「フクシ君」としてファンに知られていました。
まあそれ以上に信子夫人が目立っていたかもしれませんがw
そんな落合福嗣さんも、学生時代は野球に打ち込んでいたのですが、国士舘高校時代にドロップアウト。
その後、国士舘大学を卒業するのですが、どこかに就職するわけでもなく、本格的にタレント活動をするわけでもなく、半端な立ち位置のまま活動していました。
テレビや雑誌などで家族のことについて語ったり、著書「フクシ伝説 うちのとーちゃんは三冠王だぞ!」を発売したり、
ゲーム「実況パワフルプロ野球2012」ではプロモーション動画で落合博満さんと対戦もしていましたね。
まさに“職業・落合博満の息子”
親の七光りを気持ちのいいくらいに利用して、年に数回ほどの活動を行っていました。
そんな状況が変わるのは2015年のこと。
大手声優事務所の「青二プロダクション」に声優として所属。
とうとう落合博満の息子の肩書を捨て、プロの声優として活動していくことになりました。
自然な演技が高い評価!
2015年、アニメ「それが声優」で本格的にプロの声優としてデビューしました。
ですが青二プロダクションも決して話題性だけで仕事を与えないという方針だったのか、その後も小さな仕事をコツコツと積み重ねていきます。
そして2018年、アニメ「グラゼニ」で初の主演を獲得!
プロ野球、しかも年俸がテーマということで、プロ野球の裏側を知る落合福嗣さんにはうってつけの役ではないでしょうか?
しかも落合福嗣さんも原作のファンだったということで、がぜん気合が入っていたでしょう。
声優デビューして以来、もっとも大きな仕事が舞い込んできました。
さてそんな落合福嗣さんですが、演技力の方が気になりますよね?
これがなかなか評判なんです。
グラゼニでもそうなのですが、わざとらしさのない自然な演技が良いですよね。
決してイケメンボイスというわけではないのですが、“どこにでもいそうなおじさん”の声がすごくハマるんですよ。
どちらかといえば主役よりも脇役タイプなのかもしれませんが、現場ではかなり重宝される存在ではないでしょうか。
それでいてお父さんからオネエ系まで幅広く演じ分けられる演技力も魅力です。
声優アワード新人男優賞受賞!
そして2019年3月、「第13回声優アワード 新人男優賞」を受賞しました。
この新人男優賞/女優賞はデビューから5年以内の声優が対象なのですが、ここからブレイクしていった声優は数知れません。
話題性抜きで、落合福嗣さんの演技力が高く評価されたのです。
ネットでもこの受賞に対して疑問を抱く人はほとんどいないみたいで、アニメファンからも受け入れられていることがわかりますね。
きちんと声優という仕事に1から向き合ってきた結果でしょう。
https://twitter.com/jetpack/status/1104405760090431488落合福嗣くんすげぇ…
— まさもし (@specialmanbou) March 9, 2019
アフレコ上手いから納得落合福嗣くん新人賞かよw
— kj16 (@crz2026) March 9, 2019
地味にうまいから俺も好き
#声優アワード
あとがき
いまや声優としても高く評価されている落合福嗣さん。
もう落合博満の息子という肩書がなくても、十分な活躍ですよね。
それにあれだけの演技力があれば、今後もたくさんの仕事が舞い込んでくるかと思います。
次回はいったいどんなアニメに出演されるのでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。