ホッケーの田中健太選手が、オランダリーグへ挑戦中です。

 

男子日本代表のエースであり、間違いなく国内ではトップの選手でしたが、海外リーグでもその力は通用するのでしょうか。

 

そして海外に挑戦するにあたって、なんと公務員を辞めたともいいます。

 

スポーツ選手でありながら公務員、あまりイメージは付きにくいですがホッケーでは普通のことだそうです。

 

今回は田中健太選手の紹介や、ホッケーの職業事情なんかについて紹介していきましょう。

 

まずは田中健太選手のプロフィールから

【生年月日】1988年5月4日

【身長/体重】173cm/66kg

【血液型】A型

【出身】滋賀県米原市

【出身校】天理高校→立命館大学

【所属チーム】簑島ホッケーチーム→HGC(オランダリーグ)

【前所属企業】和歌山県庁

 

学生時代から常にトップの環境

田中健太選手は、学生時代から常に日本のトップにいた選手です。

 

天理高校インターハイでは7度の優勝選抜大会では10度秋の国体でも5度の優勝を誇ります。

 

そして立命館大学全日本大学ホッケー王座決定戦で優勝7度全日本学生ホッケー選手権大会で優勝6度

 

さらに社会人も参加する全日本ホッケー選手権でも3度の優勝と、とびぬけた実績。

 

特に田中健太選手が立命館に在籍していたころは、2009年・2010年に大学王座決定戦を連覇全日本学生選手権でも2009年に優勝を果たしています。

 

4年生の時にはキャプテンも務めていました。

 

卒業後は簑島ホッケーチームに所属し、社会人チームの中でもトップクラスの成績をおさめます。

 

日本代表にも北京オリンピックの時から10年続けて選出され、エースとしてチームを引っ張り続けました。

 

 

そして2018年、30歳にして世界最高峰のリーグであるオランダリーグへの挑戦を表明。

 

日本とは比べられないほどレベルの高い環境でもまれながら、日々成長しているそうです。

 

 

実は公務員が多い?ホッケー選手の仕事事情

オランダリーグ挑戦にあたって、田中健太選手は公務員を退職しています。

 

簑島ホッケーチームは企業チームではなくクラブチームですから、基本的には給料は出ません。

 

そのため、普段は普通に仕事をしていて、終業後や休日に練習をしていることがほとんどです。

 

田中健太選手の場合、和歌山県の県庁で働きながら、ホッケーを続けていたといいます。

 

 

実は公務員として働きながらホッケーをしている選手はかなり多いです。

 

例えば田中健太選手と同じく長年日本代表を支える北里謙治選手は、埼玉県の飯能市役所に勤めています。

 

三谷元騎選手も新潟の越前町役場和久利裕貴選手も福井県庁の所属です。

 

 

日本ではまだまだホッケーで食べていくことは難しいので、ほぼ全員が就職しています。

 

その中でも公務員は給料が安定していて、なおかつ終業時間もきっちりしていますから、練習時間を確保しやすいのでしょう。

 

 

公務員を捨ててオランダへ挑戦

ですが田中健太選手はその安定を捨てて、オランダへ行く道を選びました。

 

おそらく国内にいても、まだまだトップ選手としてやっていけたでしょう。

 

国内にいた方が収入の心配もありませんし、引退後も和歌山県庁で働くことだってできたはず。

 

そんな恵まれた環境を捨てて、田中健太選手は挑戦を選んだのです。

 

 

立命館大学に在籍していたころ、実はドイツのクラブチームからオファーをもらっていたそうです。

 

しかしその当時はホッケーだけで生計を立てることはイメージできず、断ってしまったといいます。

 

そこからはずっと心にモヤッとした感情を抱えていたそうなのですが、チャンスは突如やってきました。

 

2018年4月、男子日本代表がオランダ遠征した際、田中健太選手のプレーが関係者の目に留まったのです。

 

この時もまだ迷っていたそうですが、最後に背中を押したのは「東京オリンピック」でした。

 

オリンピックのホッケーでは、たとえ開催国であったとしても無条件で出場権が与えられるわけではありません。

 

そのため、実績に乏しい男子ホッケーは出場できるかどうか微妙なラインだったのですが、5月に国際ホッケー連盟が正式に出場を許可してくれたのです。

 

このとき、田中健太選手の心は完全にオランダへと移りました。

 

より高いレベルでプレーして、東京オリンピックで最高の結果を残せるように。

 

そしてオランダリーグ所属チーム「HGC」と2年契約を交わし、海の向こうでプレーすることとなります。

 

 

2018年の1シーズン目、田中健太選手の評価はまずまずといったところでしょうか。

 

プレーの質もスタイルも何もかも違う世界ですが、何とか食らいついているみたいです。

 

特にパワーやスピードだけでない、「駆け引き」の部分では、オランダリーグでもトップクラスだそうです。

 

もちろん課題も山積みですし、厳しい声が上がることもありますが、30歳にして急激なスピードで成長しているようです。

 

 

東京オリンピックまで後2年を切りました。

 

残された時間はそう多くありませんが、田中健太選手は自身の成長に手ごたえを感じているようです。

 

2020年、多くの人がホッケーの魅力に気づくことになるでしょう。

 

 

 

 

いかがでしたか?

安定した公務員という環境を捨て、世界最高峰の舞台に飛び込んだ田中健太選手。

 

向こうは実力社会で結果が残せなければ生活できなくなってしまいますが、そんな世界だからこそ得るものも多いでしょう。

 

向こうで培った経験を、東京オリンピックで発揮することができるでしょうか。

 

2年後が楽しみですね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。