「尾木ママ」の愛称で知られる尾木直樹さん。
教育評論家として知られる彼(彼女?)ですが、テレビでは子供の教育なんかについて優しくアドバイスしてくれます。
ですが、最近では意見がやや感情的だったり「的外れ」だといわれてしまうことも増えてしまっていますね。
過激な意見を言ってしまい、それがブログの炎上にすらつながってしまうこともあります。
いったいどのような発言をしているのでしょうか。
まずは尾木ママのプロフィールから
【名前】尾木直樹
【生年月日】1947年1月3日
【身長】153cm
【血液型】A型
教育評論家としてのコメントは的外れ?
教育評論家としてテレビ番組などでもよく見かけることの多い尾木ママ。
そんな尾木ママも、やはり若かりし頃は教師の仕事に従事していました。
なんでも尾木ママが通っていた高校に、体育の苦手な子に蹴りを入れる教師がいて、尾木ママはそれに抗議したことがあったそう。
そしてそういった風潮を変えるためにも、教師になったといいます。
体罰が当たり前だった時代とはいえ、そういった正義感や体罰反対の姿勢は学生のころからあったんですね。
またお母さんも小学校の教師だったそうで、尾木ママにとって教師になるという選択肢はすごく身近だったのでしょう。
こうして早稲田大学教育学部へと進学すると、卒業後は中学校の教師に従事(最初の赴任先のみ高校)。
72年~94年までの18年間、教師としての仕事を全うします。
しかし教師という立場からでは教育現場を変えることはできないと感じたそうで、それ以降は評論家に転向しました。
東京経済大学に始まり、早稲田大学や法政大学などで非常勤講師・客員教授として教鞭を執ります。
その一方で「日本精神保健社会学会理事」や「日本ヘルスカウンセリング学会会員」なども歴任。
現在は臨床教育研究所「虹」の主宰を務めていますね。さまざまな角度から、教育に対して向き合っている人物です。
ホンマでっか!?TVで大人気に
そんな尾木ママのキャラクターが定着したのは「ホンマでっか!?TV」でしょう。
それ以前からメディアへの出演はちょこちょことあったのですが、この番組にレギュラー出演するようになると、その柔らかい物腰や言葉遣いが一躍注目の的に。
明石家さんまさんがうまくいじってくれることもあって、尾木ママという愛称も定着していきました。
もともとは女子生徒の恋愛相談にのっていた時、より女性的な感性を高めるために始めたそうなのですが、いつしかこの口調が標準となってしまったようです。
(ちなみに結婚して子供もいて、さらには孫までいるお爺ちゃんです)
ホンマでっか!?TVでは子育てや教育に関してのアドバイスを次々に披露し、尾木ママのキャラも相まって一躍人気者になっていきました。
その言葉に助けられたという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
自身も教師として父親としていろいろな失敗をしているので、その反省を生かしたアドバイスはすごく参考になります。
的外れな意見も増えている?
最近ではいろいろなニュースなどにもコメントをするようになってきました。
ですが徐々にニュースを事前に確認せずコメントすることが多くなったのか「的外れじゃない?」といわれることも増えているみたいです。
例えば今年話題となったことのひとつに日本大学アメフト部の「反則タックル問題」があります。
この問題では、渦中の人物となった日大の選手が勇気を振り絞って会見を開いたことが話題となりました。
その会見を見た尾木ママは
大学部活の事件にも関わらず・体育局 ・学生部
教員や職員が誰一人として同席しない
とブログで意見を述べていたのですが、これが的外れだと非難が集まってしましました。
ご存知の方は多いかと思いますが、この会見はあくまで選手の意思で行われたものであり、日大の謝罪会見とはまた別です。
コーチや監督を含めた日大関係者が出席しないのも、この選手が希望してのことでしょう。
下手に関係者に同席されると言論封殺されてしまう可能性もありますからね。
尾木ママはそういった事情を一切知らずに意見を述べてしまったのでしょうか。
そのため「的外れ」といわざるを得ないような意見になってしまったのです。
的外れな意見でブログも大炎上
しかも「的外れ」意見の中には、なぜだか感情的で過激なものも多いです。
例えば北海道・七飯町で起きた「小2男児置き去り事件」の話。
結果的に当事者の男の子は無事保護されたのですが、尾木ママはこの報道を巡り物議を醸す事態を引き起こしていました。
この問題の発端は、男児の両親が“しつけ”のために子供を置き去りにしたことです。
尾木ママもこの分野は専門ですから、当然ブログやテレビなどで意見を発信していきます。
ですがその内容がやや感情的で
「これは置き去りそのものが真実なのか失礼ながら疑いたくなってしまいます…」
「警察にも間違いなく逮捕されることでしょうね」
などと両親を疑ったりするようなコメントを残したのです。
確かに両親にも非はあるのですが、子供が見つからずに精神的に疲弊しているであろうところに、さらに追い打ちをかけるようなコメント。
もはや教育評論家とは思えませんよね。
尾木ママの発言する内容は
— Yoyumahao (@Yoyumahao) August 26, 2016
最近的外れ感が強い気がする。#仰天ニュース
— シバラク先生 (@Sign_G) May 29, 2018
そういや尾木ママが親が殺したんじゃないかとか過激発言してたな…思ったとしても書くなよとか有名人としての立ち振る舞いとか色々話題になったっけ。
何にせよ異能生存体は存在するという証明になった事件だった(違
もちろんこれ以外の問題では、尾木ママらしい子供の立ち位置に立った意見もたくさんあります。
ですがそれだけに、こういった感情的で的を得ないような意見が悪目立ちしてしまい、多くの人から批判を集めてしまうのです。
いかがでしたか?
冒頭で紹介したエピソードがあるように、尾木ママは高校生の時から教育に対して熱い想いを持った人物でした。
ですがそれゆえに、ブログやテレビではついつい感情的な意見を発表しがちです。
お姉系のキャラが定着してしまっているがゆえ、いつでも穏やかなイメージがあるのですが、意外と熱血な人なんですね。
ただ熱血はいいのですが、教育評論家という立場を忘れて過激な意見を言ってしまうのはいただけません。
いつか暴走しすぎて取り返しのつかない事態にならなければいいのですが…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。