2025年、日本一を決めた福岡ソフトバンクホークス。
前年のリベンジを見事に果たし、小久保監督を胴上げすることが出来ました。
しかしその翌日、驚愕の報道が飛び出します。
なんと有原航平選手が、メジャー再挑戦の意向を持っているというのです。
日本ハムからアメリカへわたり、福岡ソフトバンクホークスへと入団した有原航平選手。
その経緯から「有原式FA」なんて言葉が誕生したくらいですが。
そこにはまだ続きがあった!?
【生年月日】1992年8月11日
【出身】広島県広島市
【高校】広陵高校
【大学】早稲田大学
「有原式FA」でソフトバンクへ移籍した有原航平
かつて北海道日本ハムファイターズで活躍した有原航平選手。
2019年に15勝で最多勝を獲得した年を筆頭に、2桁勝利を3度記録しています。
そして2020年オフ、ポスティングシステムを利用してMLBへ挑戦。
2021年よりテキサス・レンジャーズでプレーすることとなります。
しかしアメリカではケガなどもあって満足な成績を残すことが出来ず。
2021年は2勝4敗 防御率6.64、2022年は1勝3敗 防御率9.45と散々なものでした。
そして2022年シーズン終了後にチームから放出され、新たなチームを探すこととなります。
そこで声をかけたのが福岡ソフトバンクホークスでした。それもなんと3年総額12億円という高額契約。
いくら日本ハム時代に最多勝経験があるとはいえ、アメリカで結果を残せなかった選手に提示するにしては高すぎます。
しかも有原航平選手、日本ハム時代に国内FAすら取得していません。
それなのにNPBの他球団に、しかも高額な年俸で移籍するなんて。
(日本ハムの最終年の年俸は推定1億4500万)
「アメリカでのプレーを挟めばFA取得年を待たずに他球団へ移籍できる」
こういった現行のルールの抜け穴をつくような前例ができてしまい「有原式FA」と批判の的になりました。
(なおその後「上沢式FA」という上位互換が誕生し、有原式FAへの溜飲は少し下がりました)
ソフトバンクではエースの活躍を見せる
しかし有原航平選手、ソフトバンクホークスでは大車輪の活躍を見せます。
なんと3年契約の3年ともで2桁勝利を達成。しかも2024年・2025年と2年連続で最多勝を獲得しています。
特にこの2年はシーズンの開幕投手、日本シリーズの開幕投手も両方務めました。
小久保裕紀監督も絶大な信頼を置いていたと思います。
そして2025年10月30日、福岡ソフトバンクホークスは阪神タイガースとの日本シリーズを制し、5年ぶりの日本一を達成。
前年のリベンジを見事に果たしました。
有原航平選手は第1戦目と第5戦目に先発。
いずれも勝ち投手になることはできませんでしたが、安定したピッチングを披露してくれました。
有原式FAの続き!?アメリカに再挑戦
そしてその日本一達成の翌日、衝撃的な報道が飛び出します。
有原航平選手、なんとメジャー再挑戦の意向を持っているというのです。
アメリカで不完全燃焼だった2年間。チームとしてのリベンジを達成した次は、個人でのリベンジというわけですか。
しかし有原航平選手、実はまだ海外FAを取得していません。
国内FAこそホークス2年目に取得していますが、海外FAにはまだ時間がかかります。
さらにホークスはポスティングでの移籍を認めない方向で考えていると報道されていました。
が、本人としては自由契約になってでもアメリカへわたりたいという意思を持っているといいます。
まさか再び移籍関連で我々を騒然とさせてくれるとは。
有原式FAにはまだ続きがあったのですね。
ならばそのゴール、しかと見届けることとしましょう。
有原式FAに続きがあるとはな
— みずほRayRayドーム (@raymarines) October 31, 2025有原式FAでファイターズに戻ったら笑う
— オーロン毛ニキ (@longhair_clm) October 31, 2025
いかがでしたか?
3年前にファンを騒然とさせてNPBに復帰した有原航平選手。
「有原式FA」で移籍したソフトバンクでは、2年連続最多勝、日本一という最高の結果を残しました。
そして次はアメリカへの再挑戦、再びMLBの舞台に立つことを夢見て、その道を模索しているようです。
有原式FAのそのさらに先を見ることが出来るのでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


