2025年、最優秀審判賞に選ばれた白井一行審判。

 

白井審判といえば、ストライクコールの奇声だったりがよく話題になっていますよね。

 

そうでなくても個性的な審判が多いNPB、敷田直人審判の卍ポーズも有名です。

 

しかしある意味選手よりも目立ってしまうジャッジなわけですが、あれって審判が好きにやっていいものなのでしょうか。

 

それとも許可がいるものなのでしょうか・

 

最優秀審判賞を受賞した白井一行

「アアアアァァァァーーーーイ」

 

というストライクコールでおなじみの白井一行審判。

 

ストライクコールの度にネットが荒れます、

 

そんな白井審判ですが、2025年のNPBアワードにて、最優秀審判賞を受賞しました。

 

49歳、審判歴29年。

 

判定技術の正確性や安定感に加え、長年の経験からなるリーダーシップやマネジメント力が高く評価されての受賞とのことです。

 

もう来年で審判員30年目を迎えるのですね。

 

何かと話題になることの多い白井審判ですが、話題にならないところ(目立たないところ)では非常に優秀な審判なのです。

 

審判の個性的なジェスチャーはなぜ許されている

ただでさえ個性的な審判の多いNPB.

 

白井審判以外だと、卍ポーズでおなじみの敷田直人審判などもいます。

 

 

敷田審判の場合は見逃し三振の時に卍ポーズが発動しますね。

 

ちなみに敷田審判は2024年の最優秀審判賞を受賞しています。白井審判と同じく29年目での受賞となります。

 

2020年にはKBOのイ・ヨンヒョク審判が卍ポーズを行ったことでも話題になりました。海外に輸出されるほどのポーズだと思うとすごいですよね。

 

しかし審判の仕事は正確なジャッジをすること、あんなに個性的なポーズをして大丈夫なのでしょうか。

 

 

実は審判がオリジナリティを出してよいかどうかについても、一定の基準があるみたいです。

 

まず最初の数年間はオーソドックスなポーズのみが許されています。

 

ストライクのポーズであれば、右手を上げるだけ。

 

この基本形のポーズで、まずは経験を積んでいきます。

 

そして5年10年と審判経験を積み、1人前のお墨付きが出た審判は、オリジナリティのあるポーズが認められるとのことです。

 

審判員が行うキャンプの際に審判部長も含めて品評会が行われ、OKが出れば試合でも使ってよいということになります。

 

じゃああの白井審判の奇声も、敷田審判の卍ポーズも、審判部長からのOKが出てたってことか...

 

初めて披露されたときの審判部長のリアクションが気になります。

 

これからの審判にも期待がかかる

しかし今も審判が目立つことに否定的な人も少なくないと思います。

 

大変な仕事ですよね、審判って。

 

正解のジャッジをして当たりまえ、ちょっと間違えればすぐに批判が飛び交う。

 

特にSNSが発展した現代では、すぐに炎上騒ぎになってしまいます。

 

 

良い部分は全然目立たないのに、悪い部分ばかりが取りざたされてしまう。

 

ただでさえプレッシャーのかかる仕事なのに、審判員の心労は計り知れないものがあります。

 

だからこそ、こういった栄誉ある賞が白井審判に与えられて、すごくうれしかったです。

 

これからも個性的で、正確なジャッジをお願いしたいですね。

 

 

いかがでしたか?

最優秀審判賞にも選ばれた白井一行審判。

 

特徴的なストライクコールや、トラブルになった時が取りざたされがちですが、普段は非常に優秀な審判なのです。

 

ああいったオリジナリティのあるジャッジができるのは、一人前と認められた証拠。

 

これからも正確なジャッジに期待しましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。