彼はホームランマシーンだ

 

今年はこのコメントをいったい何度見たことでしょうか。

 

筒香嘉智選手、完全復活を遂げました。

 

2024年に日本に帰ってきて感覚の戻り切らない期間が続いていたそうなのですが、とうとう何かつかんだようです。

 

それ以降はホームランを量産しています。

 

それにしても「彼はホームランマシーンだ」って出所はどこなのでしょうか?

 

【生年月日】1991年11月26日

【出身】和歌山県

【身長/体重】185cm/97㎏

【高校】横浜高校

 

日本球界に復帰した筒香嘉智

彼はホームランマシーンだ

 

筒香嘉智選手がホームランを打つたびに流れるコメントです。

 

そして2025年の8月からは、このコメントを目にする機会も増えてきました。

 

 

2019年にMLBへの挑戦を表明した筒香嘉智選手。

 

日本の時のような大活躍とは言わず、AAAや独立リーグでプレーする期間も多かったのですが、

 

それでも4シーズン、泥臭く、自分が納得いくまでプレーを続けました。

 

 

そして2024年の4月に日本球界に復帰。復帰戦ではいきなりホームランを放つ活躍を魅せました。

 

その後、シーズンを通しての成績は打率.188(149-28) 7本塁打 23打点と低調ではありましたが、

 

日本シリーズでは第6戦では4打点を挙げて勝利を決定づけるなど、要所要所で活躍は見せていました。

 

交流戦で一瞬だけホームランマシーンだった

 

日本シリーズでみせた婚頼もしい姿、2025年シーズンこそはきっと、と思ったファンの方も多いでしょう。

 

しかし筒香嘉智選手、2025年もずっと苦しんでいました。

 

4月終了時点で打率.115(52-6) 1本塁打 2打点

 

この時期はチーム全体が打撃の調子が上がらず、貧打にあえぐ試合も多かったです。当然、筒香嘉智選手もやり玉に挙げられていました。

 

5月1日に2軍落ちとなり、交流戦期間中に再昇格。

 

交流戦では調子を取り戻し、打率.259(54-14) 5本塁打 8打点の成績を残します。

 

出塁率.344 長打率.648、OPS.992は両リーグトップの数字です。

 

 

が、リーグ戦再開後は再び調子を落とし15打数でヒットはわずか1本。代打で出てきては見逃し三振というシーンも何度も見ました。

 

起用する三浦大輔監督にも批判の声が集まってしまいます。

 

そして7月7日に登録抹消。よくなる兆しを見せていただけに、モヤモヤがさらに強くなってしまいました。

 

完璧なホームランマシーンへ

再昇格は8月7日のこと。まずは代打からのスタートとなります。

 

そして8月13日、復帰後代打3打席目。ヤクルト小澤怜史選手の変化球に少し体勢を崩されながらも、打球は大きな放物線を描きライトスタンドへ。

 

自身初となる代打ホームランを放ちます。

 

そしてこのホームランを皮切りに、かつての打棒が戻ってきました。

 

8月24日の巨人戦でソロホームランを放つと、26日の阪神戦では2打席連続ホームラン

 

25日には試合がなかったので、2試合連発でもあります。

 

8月30日には8年ぶりとなる1試合3本塁打も記録しました。

 

結局8月はわずか33打席ながら8本塁打を記録、ヒット11本のうち9本が長打(本塁打8、二塁打1)という驚異的な成績を残します。

 

 

9月・10月も好調をキープ。22試合で6本塁打を記録します。

 

10月1日のヤクルト戦では第1打席でホームランを放ち、シーズン20号に到達。そしてこれが日米通算250号という節目の一発にもなりました。

 

8月7日の復帰以来、33試合で14本塁打。まさにホームランマシーンです。

 

8月は中継ぎが崩れて勝ちを取りこぼしてしまう試合も目立ちましたが、9月以降は投打が見事にかみ合って17勝6敗と大きく勝ち越し。

 

逆転2位で見事クライマックスシリーズファーストステージを横浜スタジアムで開催できることとなりました。

 

 

実は8月13日の代打ホームラン、この試合で「戻った」ような感覚があったそうです。

 

日本に戻ってきてからずっと重心のずれがあったみたいなのですが、それがずっと治らなかったと。

 

実は2軍調整中もずっと治らなかったみたいです。

 

ですが8月13日の試合前練習で、急にその時が来たみたいで。それでいきなりホームランを放ってしまうのですから大したものです。

 

ホームランマシーンはチーム公式

ようやくメンテナンスが完了したホームランマシーン。

 

ちなみにホームランマシーンというのは、実は公式が出所だったりします。

 

筒香嘉智選手がMLBに挑戦することとなった2019年オフ。

 

アメリカのファンに向けて、横浜DeNAベイスターズが筒香嘉智選手の紹介動画を投稿したのですが、

 

その中で使われていた1フレーズ「He is a HOME RUM Machine」です。

 

 

 

 

まさかの公式ネタでした。

 

 

アメリカでは満足な成績は残せませんでしたが、厳しい環境の中で野球を続けた経験はきっと大きな財産になることでしょう。

 

さらなるパワーアップを遂げたホームランマシーンの大暴れに期待しましょう。

 

 

 

 

いかがでしたか?

ホームランを打つたびに「彼はホームランマシーンだ」というコメントがつく筒香嘉智選手。

 

8月以降、その頻度が急激に上がりました。

 

メンテナンスを経え、パワーアップしたホームランマシーンの活躍に、これからも注目です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。