新しい鷹のリードオフマンが躍動しています。
2022年シーズン、開幕から1番バッターとして定着している福岡ソフトバンクホークス三森大貴選手。
持ち味の俊足に加え、長打力も身についてきましたね。以前から存在感のある選手でしたが、さらに存在感が増しました。
トリックプレー(?)に関わることも多く「軍師」なんて呼ばれていたりもした三森大貴選手。
今回はそんな三森大貴選手に注目してみました。
・三森大貴のプロフィール
【名前】三森大貴(みもり まさき)
【生年月日】1999年2月21日
【出身】埼玉県越谷市
【身長/体重】186cm/73kg
【高校】青森山田高校
チームを牽引する三森大貴
ヒゲを生やした風貌に独特なフォーム。
なんだか若手選手らしからぬ雰囲気を持った三森大貴選手。
2022年シーズンは開幕から1番バッターを任せられ、チームを牽引する活躍を見せています。
4月にはプロ入り初ホームランを記録すると、その月だけで4ホーマー。
月間打率も3割を超えました。
ですが最大の武器は何といっても「足」
守備でも走塁でもアグレッシブなプレーを見せています。
軍師と呼ばれるきっかけとなったプレー
さてそんな三森大貴選手ですが、パリーグTVを中心として「軍師」なんて呼ばれ方をしています。
その発端となったのはこのプレーです。
2020年7月11日に行われた楽天戦でのこと。
4-4の同点で迎えた8回裏、ノーアウト1塁(ランナー:牧原大成選手)の場面で、打席には三森大貴選手が入りました。
その初球、相手キャッチャーの太田光選手がワンバウンドをうまく止めたものの、一瞬だけボールを見失ってしまいます。
その隙に1塁走者の牧原大成選手がスタート。
そしてそれを見るや否や、なんと三森大貴選手がセカンドベースの方を指さしたのです。
「ランナー走ってるぞ!!」とまるで太田光選手に伝えるかのような仕草。
太田光選手はすかさず2塁へ送球。牧原大成選手は塁間に挟まれてしまいます。
必死で1塁に戻る牧原選手。
しかし相手選手の送球が牧原選手の頭に当たり、コーチャーズボックスにいた本多雄一コーチにも当たってしまい、
ボールは1塁ベンチ方向へとそれてしまいました。
このプレーで牧原大成選手は3塁まで到達すると、さらに三森大樹選手もタイムリーを放ち、5-4の勝ち越し。
これが決勝点となり、試合には快勝となりました。
軍師・三森大貴の誕生
しかしどうしてあの瞬間、三森選手は2塁を指さしたのでしょうか?
ネットでは様々な推測が飛び交いました。
・同じポジションの牧原を蹴落としたかった説
・相手のミスまですべてを見通していて、その後のタイムリーのおぜん立てをした説
などなど。
味方を欺き、敵を欺き、さらにファンまでも欺き、
しかしそれでいて自軍を勝利に導いてしまうのですから。
あまりもの策士っぷりに、「軍師」の異名がついたのです。
(のちに三森選手のお兄さんが琴の期の真相を明かし「“止まれ”と指示しようとしたけど間に合わなかった」とのことでした)
このプレーのおかげか、レギュラーに定着する前からパリーグTVには何度も取り上げられ、着実にファンを増やしました。
老獪なプレーが注目されますが、まだ6年目の23歳の選手です。
これからもどんなプレーを見せてくれるのかと、わくわくしてしまいますね。
https://twitter.com/jetpack/status/1526543614775803904
https://twitter.com/jetpack/status/1523168846198173697三森選手の最後のプレーがまさに軍師だった #sbhawks
— たろう (We love peace!) (@itdk_rabbit) May 11, 2022
いかがでしたか?
レギュラーに定着する前からネット上で「軍師」と呼ばれていた三森大貴選手。
そして2022年はいよいよレギュラーに定着ですから。
143試合あればいったいどれだけの軍師プレー見られるのでしょうか?
欺かれる準備はできています。あとはそのタイミングを、座して待ちましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。