バゴーンをご存知でしょうか。

 

パッと聞くとカップ焼きそばの名前だなんて分かりませんよね。

そうカップ焼きそばの商品名なんです。

 

しかも発売から42年続くカップ焼きそばの名作なんです。

 

関西在住だとスーパーやコンビニで手に入らないんです。入手困難アイテムです。

が、どうしても食べてみたい!

 

そんなキッカケから探したバゴーン。感動のフィナーレ(実食)までご報告いたします。

 

どうぞご笑覧くださいませ。

 

 

カップ焼きそばバゴーンとは

 

正式にはバゴォーンと言います。

“バゴーン”の発音で良いのは良いんですが、東洋水産さんのマルちゃんへ敬意を込めて、頭の中では“バゴォーン”としてください。

 

これはカップ焼きそば、いわゆる即席麵です。インスタント焼きそばとも言いましょう。

 

 

有名どころでは「日清焼きそばU.F.O」「明星一平ちゃん」「ペヤングソース焼きそば」などがあります。

 

そんな群雄割拠なカップ焼きそば業界において、この「焼きそばバゴォーン」は東北・信越限定販売となっている(関西では)幻のインスタント焼きそばです。

 

青森、秋田、岩手、山形では人気ナンバーワンの即席麵です。

 

余談ですが、関西より西でのナンバーワンは「日清焼きそばU.F.O」、

中部から関東では「ペヤングソース焼きそば」がナンバーワンとなっています。

 

カップ焼きそばの人気が地域によって違うのは有名な話です。

 

で、普段からインスタントラーメンが多い自分としては、どーーしても食べてみたかったご当地インスタントがこの焼きそばバゴォーンなんです。

 

 

 

通販Amazonで購入しました

 

近所のコンビニ、大きいスーパーマーケット、行く機会があるごとに探しに探しました。

頭の片隅にずっとあるので、別の用事でコンビニ入っても、まずは即席麵コーナーへ直行します。

 

もはやルーティンワークです。

 

そんなバゴォーンの呪縛から解放されず、来る日も来る日もルーティンワークに没入してました。

 

 

でもね、分かってはいたんですが、やっぱり売ってないんですね。

 

仕方なくネットに頼りました。Amazonでポチ。

 

 

12個入りです。

正直そんなに要らないんです。(苦笑)

Amazonにあるのは知っていたんですが、この量だけにずっと迷ってました。。。

 

 

でもどうしても食べてみたい!

 

 

バゴォーンへの衝動がニョキニョキ頭角を現し、抑えきれなくなったんです。

 

 

ポチ

 

 

因みに楽天市場でも売っていました。

 

 

 

届くのが待ち遠しい…

待っていると長く感じるものです。

 

 

余談ですが、テレビCMのキャスティングはずーっっと芸人のタカアンドトシさんです。

北海道出身のお二人ですが、東北を代表するこのカップ焼きそばの顔としてお馴染みです。

 

ここでタカトシさんのCMをどうぞ。

 

 

地域愛を感じますね。

地域に根付かせる企業努力、キャスティング、こういった偏愛は郷愁を感じさせてくれ好きです。

 

と言っても東北に行った事はありませんが…

 

 

こちら過去記事のご紹介です☟

タカアンドトシのタカ糖尿病懸念でダイエット!激やせでイケメンに!

 

 

 

さらにYouTubeでは過去のCMをまとめた画像も見つかりました。

 

 

バゴォーンのCMを愛し、編集してしまう強者です。

過去のバージョンから連続でご確認いただけます。

 

42年の年月の積み重ねはこういった周辺コンテンツまでに派生していくのです。

 

国民食であるカップ焼きそばは販売数もさることながら、何より『愛』を積み重ねていっているのですね。

 

調べていたところ、どうやら「焼きそばバゴォーン」は全国で売られていた過去があるそうです!

全国的に販売されていましたが、競合即席焼きそばに淘汰されていきました。

 

何故か東北では依然人気が高く、販売地域を絞った結果、今現在は東北・信越のみでの販売となったそうです。

 

なんでも調べてみると面白いことが発見できますね。

 

 

そのご当地“限定”感にまんまとハマって、こうしてお取り寄せグルメしてしまっています。

 

思う壺だなとは自覚しながらも食べたかったし、食べれたし、幸福を享受させてもらいました。

 

 

その実際に食べたことを次に書いていきます。

 

 

 

実食レビュー

業務用段ボールに12個セットにされて送られてきました。

届いたところで早速開梱。

 

 

待ち望みましたよ。あなたを待っていました。ドリームズカムトルゥーです。

 

長らくイメトレもしっかりしていたので、手筈はお手のもの。

 

迷うはずがありません。

 

 

いつもより丁寧に開封しました。赤子の服を着替えさせるぐらいの優しさで接しました。

 

 

そんな事をしても味は変わらないんですけどね。

だって「いつも同じ味を味わえる」というのがインスタント食品のいいところなんです。

 

そんな事は分かっていても、積み重ねられた欲求がスパイスになるのです。

 

待望感で胸が熱くなるんです。

 

 

入っている個包装は、

  • かやく
  • 液体ソース
  • ふりかけ
  • わかめスープ

です。

 

 

わかめスープ!

 

(なんかもう1品欲しいんだよなぁ。かと言っておにぎりとか買うほどでもないし。ちょっとだけ寂しいんだよなぁ。)

 

いつもカップ焼きそばをお昼ご飯に選んだ時、そう思う事、ありません?

 

そうなんです、あるんです。

 

 

なんか物寂しい…

 

あるんです!!

 

 

そんなあなたに朗報です。

 

このバゴォーン、わかめスープが付いております。

 

 

 

マグカップをご用意ください。

 

わかめスープの素にお湯を注いで、カップ焼きそばだけじゃない贅沢なランチタイムをご堪能ください。

 

 

なんでも通な人は焼きそばの戻し汁をわかめスープにするとかしないとか…

 

自分はプレーンで愉しみたかったので、通常通りお湯にしました。

 

わかめもしっかりと入っていますよ!

 

 

因みにこのわかめスープの素を使ってのアレンジ料理まで存在する始末。

 

バゴーン わかめスープ レシピ の検索結果をGoogleで表示する

 

どこまですごいんだ。

奥ゆかしさをご堪能ください。

 

 

 

ついつい脱線しがちですみません。

 

こちら湯切りした後の状態です。

 

 

中太のちぢれ麺です。

注目ポイントは、

 

 

そうなんです、ざく切りキャベツです。

日清U.F.Oやペヤングソース焼きそばより、確かにキャベツの歯ごたえがしっかりと感じられました。

 

ソースをかけて混ぜます。面倒くさがってソースとふりかけを一緒に入れてしまってはダメです。

ふりかけがダマになってしまって全体に行き渡りません。

 

グゥとなるお腹を抑えながら、あくまで順番に、手を抜かずこの瞬間をご堪能下さい。

 

 

そして最後にふりかけをかけて仕上げです。

 

 

出来上がりです。

 

 

 

感想

関西のソースに慣れている自分にとってはソースが甘かったです。

甘いというか旨味が前面に出ているという印象です。

 

関西ではソースはドロソースと言われる特濃ソースがメインに使われる食文化です。

 

ドロソースはオリバーソースさんの商標登録名です。

関西の人なら「あぁ、せやね」となる薀蓄(ウンチク)です。どうぞご活用ください。

 

この特濃ソースは味の濃さはもちろん、スパイス感が強いソースです。

 

味わい深さよりも香りや濃さ、つまり最初の味のパンチに重きを置いたソースです。

 

ですがこのバゴォーンにはそのパンチ感はなく、魚介系の旨味の強さを感じました。

 

日清U.F.Oやペヤングソース焼きそばを食べた後の「こってり」感より少しさっぱりと終わった気がしました。

 

それももしかしたらソースの味わいではなく、わかめスープの魔力かもしれません。

 

 

麺はモチモチとした食感でした。いい弾力を感じました。

 

このモチモチ感とソースのマッチがとってもよかったです。好きな感じでした。

 

 

これらはあくまで自分個人的見解ですので、気になった方はぜひお試しください!

 

 

 

まとめ

焼きそばバゴォーンのレビューはいかがでしたでしょうか。

 

今はコロナで他府県への移動もしにくいので、旅行に行きたくても行けていない人も多いのではないでしょうか。

 

たった2千円ほど出すだけで、こうやって脳内旅行をしてみるのも、いとをかし。

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たかが即席麵、されど即席麵の底力を感じました。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。