川崎宗則選手・西岡剛選手の二遊間でも話題になった栃木ゴールデンブレーブス。
しかしチームには彼ら以上に注目の選手がいます。
齋藤尊志(たかし)選手。
身長158cmながらガッツあふれるプレーが持ち味の選手。
俊足を生かした守備走塁と、鋭い打球を放つバッティングは、上田西高校時代から定評がありました。
もしこの人がNPBに指名されれば、きっとこれまでの野球の常識も変わってくることでしょう。
そしてドラフトの制度についても、齋藤尊志選手が変えたという話も!?
【生年月日】1999年3月17日
【身長】158cm
【体重】66kg
【高校】上田西高校(長野県)
【大学】亜細亜大学(中退)
【独立リーグ】栃木ゴールデンブレーブス(2019年~)
身長158cmの好選手・齋藤尊志
2020年シーズン、打率.352の好成績を残し、リーグ首位打者となった齋藤尊志選手。
158cmの小柄な体格ながら、ガッツあふれるプレーで観衆を沸かせます。
最大の武器は俊足で、上田西高校時代は2年の夏に県大会9盗塁を記録。
チームの甲子園出場に大きく貢献しました。
しかし決して当てにいって内野安打を稼ぐような打撃ではなく、しっかりと振り抜くパワフルな打撃も魅力です。
2020年シーズンは全56安打中、2塁打12本・3塁打3本・本塁打1本、長打率は.486をマーク。
走・攻・守、すべてにおいてスケールの大きな選手なのです。
身長は158cmですが体重は66kg、意外とがっちりとした体型なのではないでしょうか?
もし彼がNPBに指名され、しかも大活躍を見せたら…
きっとこれまでの野球界の常識がひっくり返るかもしれません。
チームには川崎宗則選手や西岡剛選手など、かつてNPBを沸かせたスター選手が多数在籍しています。
齋藤尊志選手にとっては、彼らとのポジション争いに勝利し、出場機会を自らの手でつかみ取らなければなりません。
「勉強させてもらう」ではなく「絶対に勝つ」
そういった気持ちが、齋藤尊志選手をさらに向上させてくれるのではないでしょうか?
齋藤尊志が野球界のルールを変えた?
さて2020年に好成績を残した齋藤尊志選手ですが、ドラフトの指名対象になるのは2021年からになります。
というのも齋藤尊志選手は亜細亜大学を2年で退学して独立リーグにやってきたので、2年は栃木ゴールデンブレーブスに在籍しなければならないのです。
大学時代もガッツあふれるプレーで、チームを鼓舞する存在でした。
亜細亜大3ー2駒澤大
— IBUKI (@ooyunohara) October 17, 2018
延長10回亜大2死2塁で代打齋藤尊志(②上田西)が勝ち越しタイムリーヒット。身長158cmの小柄な男が大仕事、1塁塁上で闘志むき出しガッツポーズ。 pic.twitter.com/9m1rjGCqy3
そして2019年のオフ栃木にやってきたため、2020年・2021年シーズンを経なければドラフトで指名されることができないのです。
しかしそのルールも、齋藤尊志選手の尽力もあって、2021年のドラフトからルールが改正になるようです。
日本野球界のルールを変えれたことは大変光栄です。来年から救われる人達が出てくることを願っています。 pic.twitter.com/jSb7KZkg8C
— 齋藤 尊志 (@0317SAITOH_T) October 16, 2020
ただしこのルールも2021年のドラフトから適用されるみたいなので、齋藤尊志選手の2020年中のプロ入りはかないませんでしたが…
ですがこれだけの選手、きっとNPBからも声がかかるのではないでしょうか?
今年の秋が楽しみです!
いかがでしたか?
身長158cm、NPBに入れば間違いなく最も身長の低い選手となるでしょう。
しかしそれを補って余りあるプレーを、齋藤尊志選手は見せてくれています。
独立リーグではすでに頭一つ抜きんでた存在になりつつありますから、目指すはもっともっと上のステージへ。
きっとそのNPBでも輝いてくれることでしょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。