ここ1年ほどで多くのVtuber(バーチャルユーチューバー)が誕生しましたが、その中でも特に異質なのがふくやマスターさんではないでしょうか。

 

名前に「ふくやマ」とあるように、福山雅治さんのモノマネをしているのが特徴。

 

しかも本人も公認している存在だというのです。それもニコニコ動画で活動していた2015年ごろからすでに

 

こんなVtuber、ふくやマスターさん以外に居ないのではないでしょうか?

 

詳しく見ていきましょう。

 

まずはふくやマスターさんのプロフィールから

【活動開始時期】

2015年~(マスター名義)

2018年~(ふくやマスター名義)

【出身地】大阪

【所属】upd8 (アップデート)

 

話題沸騰中のVtuberふくやマスター

ふくやマスターさんがVtuber界隈以外でも話題になったのは、2019年2月に放送された「マツコ会議」でのことでしょう。

 

この番組に他のVtuberと一緒に出演していたのですが、あまりにも福山雅治さんにそっくりの喋り方で、マツコ・デラックスさんを驚かせていたのです。

 

 

 

そう、ふくやマスターさんは福山雅治さんのモノマネVtuber!

 

しかも福山雅治さんご本人が公認している存在でもあるのです。

 

 

最近はVtuberも増えてきましたよね。

 

可愛らしい3Dアバターに声(魂)がふきこまれ、新たなエンターテインメントとして定着してきました。

 

キズナアイさんやミライアカリさんらが草分け的存在でしょうか?

 

それに最近ではLive2Dという、本人の動きに合わせて2Dモデルが動くというソフトも登場しています。

 

環境さえあれば、だれでもVtuberになれる時代です。

 

 

ですが、モノマネVtuberでなおかつ本人から公認されているVtuberなんて、おそらくふくやマスターさんくらいでしょう。

 

数いるVtuberの中でも、異質の存在といっても過言ではありません。

 

 

ニコニコ動画時代から福山雅治に似ていると話題に

ふくやマスターさんは、もともとはYouTubeではなくニコニコ動画のほうで活動していました。

 

初めて動画を投稿されたのは2012年ごろなのですが、2015年ごろから本格的に「マスター(MASTER)」名義で歌ってみた動画を投稿し始めます。

 

以下ニコニコ動画時代の活動を紹介するときは『マスターさん』と呼称します。

 

 

マスターさんは当初、福山雅治さん要素のない、普通の歌ってみた動画をアップしていました。

 

ですが転機になったのが『【からくりピエロ アコギ】うたってみた』という動画。

 

この動画で「福山雅治に似てる」という感想をもらったらしく、動画のタイトルを『もしも福山〇治が【からくりピエロ】うたったら?』に変更します。

 

すると少しずつ反響も大きくなり、ここから福山雅治さんのモノマネで歌ってみた動画を投稿するようになっていくのです。

 

(ちなみに「福山〇治」は「ふくやまピーはる」と発音するそうです )

 

 

そんなマスターさんが一躍脚光を浴びるようになった動画が「もしも福山〇治が【がっこうぐらし!OP】うたったら」ですね。

 

 

私もこの動画でマスターさんのことを知りました。

 

このがっこうぐらしOP曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」はすごく明るいポップな曲調なのですが、それが福山雅治さんのねっとりボイスで歌われるのです。

 

途中で出てくる「おかえりー!」の合いの手でやられてしまいました(笑)

 

それにサビ前の「はい!」のところで「ハァイ。┗( ͡° ͜ʖ ͡° )┓ ハァイ。 ┏( ͡° ͜ʖ ͡°)┛」のコメントがたくさん流れるところも好きでしたね~。

 

この動画は投稿されるや否や「歌ってみカテゴリ」のランキング1位を獲得。1カ月もたたないうちに100万再生を突破しました。

 

マスターさんの動画では最高の再生数を誇っています。

 

 

そして動画以上に力を入れていたのが生放送、ニコ生の方です。

 

動画の投稿頻度も高かったのですが、ニコ生に関してはほぼ毎日のように配信していたのではないでしょうか。

 

ニコ生では歌ってみた枠・雑談枠・ゲーム実況枠・リスナー凸枠などが行われていました。このあたりはVtuberとなった今でも変わらないかと思います。

 

 

また放送内ではマスターさん本人のことが語られることも多く、

 

当時東大阪のバーで働いていた

昔付き合っていた彼女と1日10回以上したことがある

ラブライバーでことりちゃん推し

 

などなどが公表されていました。

 

24時間放送のときには、有氏たちがマインクラフト内の羊毛ブロックでことりちゃんを作ってくれて、マスターさんが大興奮していたのが印象に残っています。

 

そのほかにもニコニコ町会議に参加したり、ライブイベントを行ったりなど、リアルイベントのほうも精力的でしたね。

 

Vtuberというと身バレ顔バレが話題になりますが、マスターさんはバーでも働いていましたし、顔を見たことある人も意外と多いのではないでしょうか?

 

ちなみに地声も福山雅治さんに似ていますが、素の喋り方はあそこまでネットリしていませんよ(笑)

 

ニコニコ時代から福山雅治公認

さて、マスターさんは割と早い段階から福山雅治さんに公認されていました。

 

福山雅治さんは以前から古参のニコ厨であることを公言していて、いろいろな人の動画や生放送を見ていたそうです。

 

そして2015年に自身のラジオ番組内で、マスターさんの動画について言及

 

自身がモノマネされている動画がニコニコで話題になっていることも、バッチリと認識していたのです。

 

マスターさんはその後ニコ生を配信し、このことについて大興奮で語っていましたね。

 

もしかしたらその放送にだって福山雅治さん本人が来ていた可能性はあったんですから、興奮するのも無理はありませんが。

 

動画にも「本人巡回済み」のタグが貼り付けられるようになりました。

 

 

そして2015年の年末、「福山歌!紅白歌合戦!!」に一般参加者としてマスターさんも参戦します。

 

特別枠として呼ばれた訳ではなく、他の一般参加者と同じ条件で応募。

 

弾き語り動画が配信サイトにアップされ、一般視聴者の投票によって本戦に参加できるかどうかが決まるのですが、リスナーの応援もあってか何とか予選を突破します。

 

そして本戦では総勢30人の参加者の中から紅組・白組で1組ずつの優勝者が、今度は一般視聴者の投票に加え、福山雅治さん本人やスタッフによって選考されるのですが、

 

白組として出場したマスターさんは、なんと見事に優勝してしまうのです!

 

そして改めて福山雅治さん本人の口からマスターさんのファンであることも語られました

 

これはもうマスターさん天にも昇る気持ちだったのではないでしょうか。

 

2018年よりVtuberとして活躍中!

さて無事に福山雅治さんからの公認を得られたマスターさん。

 

2016年は大阪から東京へ引っ越したり、ニコニコより高画質かつ放送時間無制限のFRESH LIVEでの配信もスタートさせたりと、より良い環境を模索し続けました。

 

何か雑談や企画的なことはニコニコ、長時間のゲーム配信はFRESHと使い分けていましたね。

 

そして2017年11月、友人が勝手に作ったという福山雅治さんの2Dモデルが配信に登場

 

とうとう声以外の福山雅治要素を手に入れることとなったのです。

 

 

2018年3月、「マスター」および「福山〇治」から「ふくやマスター」へ改名するとともに、名義を統一。

 

Vtuberふくやマスターとして、本格的にYouTubeに参戦します。

 

当初は冷ややかに見られることも多かったみたいですが、他のVtuberへの絡みが増えていくにつれ、YouTubeでも受け入れられるようになっていきました。

 

9月には過去動画の収益が外されるハプニングに見舞われるものの、11月には現在の事務所であるupd8 (アップデート)への所属も決定!

 

12月ごろには再び福山雅治さん本人がラジオで言及してくれたそうです。

 

2019年1月には東京で務めていた会社も退職し、本格的にVtuber一本で活動しています。

 

 

それにしてもまさかテレビに出演するほどになるとは思いませんでしたね~

 

おかげでニコニコ時代の動画が削除されてしまったのは悲しいですが、当時から応援していたものとしては感慨深さもあります。

 

これからも注目していきたいですね。

 

https://twitter.com/jetpack/status/1097772610073419777

 

いかがでしたか?

Vtuberの中でも特別な存在感を放っているふくやマスターさん。

 

ニコニコ時代から話題になっていた人物でしたが、Vtuberになってテレビに登場するほどになりました。

 

これからも私たちの想像を超えるような活躍を見せてくれるでしょうか?

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。