ポーカープロとして活躍する一ノ瀬公聖さん。
まだ日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界を見渡すとかなりの数のポーカープロがいます。
そして一ノ瀬公聖さんはその世界の中でもトップレベル!その賞金総額もかなりのものなんだとか。
でも最近出演したネット配信番組ではフォーリンラブのバービーさんに負けたという噂もあるのですが、果たして本当でしょうか。
まずは一ノ瀬公聖さんのプロフィールから
【生年月日】1986年1月8日
【出身地】京都生まれ東京育ち
【職業】ポーカープロ
【肩書】ポーカージャパン株式会社代表取締役
世界では大人気職業のポーカープロ
ポーカーというゲーム自体は、日本でもおなじみかと思います。
でもポーカープロというと、まだまだ認知されていませんよね。
海外ならともかく、カジノがほとんど設置されていない日本では、ポーカーで生計を立てるというイメージすらわかないと思います。
ですが世界的に見るとポーカープロは大人気の職業なんだとか。
ポーカー自体が人気競技というのもあるのですが、とにかく華やかさが他の職業とは段違い。
プロのスポーツ選手がポーカーでもプロ契約をしているというのも大きいでしょうか。
テニスでいえばラファエル・ナダル、サッカーでいえばクリスチアーノ・ロナウドなど、トップ選手もポーカーに魅了されているのです。
日本でのイメージとは少し違い、とにかく華やかな世界なんですね。
もちろんプロなので勝てなければ生活はできませんし、借金ばかりが膨れ上がっているという方も少なくはありませんが。
世界トップとして認められた一ノ瀬公聖
そんな光と影のあるポーカーの世界に身を置き、結果を残し続けているのが一ノ瀬公聖さんです。
一ノ瀬公聖さんがポーカーに出会ったのは2005年のこと。
大学生のときにカナダへと留学し、そこで現地の友達とカジノで遊んでみたそうです。
そこではブラックジャックやルーレットなどもあったそうなのですが、見よう見まねでポーカーにも挑戦したところ、あっさりと勝ててしまったといいます。
それまではせいぜい「ドラゴンクエスト」の中にあるミニゲーム程度しか経験したことがなかったそうですが、ここから本格的にポーカーにのめりこんでいきました。
そして2008年、本格的にポーカーで生活していくことを決意。
ポーカープレイヤーの主戦場はオンライオンポーカーなのですが、登録名「shinbunshi」は次々に勝利を重ねていきます。
2010年には世界最大のオンラインポーカー「Poker Stars」で、日本人初となるスーパーノバエリートの称号を獲得。
ポーカー人口は全世界で1億人ほどといわれていますが、このスーパーノバエリートは毎年数百人程度にしか与えられません。
ポーカープレイヤーとしては最高の称号を、日本人で初めて手にしたのです。
2015年には「Poker Stars Team Asia」と契約を結び、名実ともにポーカープロになりました。
(ポーカーで生計を立てているだけでポーカープロのようなものなのですが、この業界ではスポンサー契約を結んで初めてプロとしてみなされるそうです)
賞金総額がすごい⁉
さてそんなポーカープロですが、やはり世界のトップレベルになると賞金総額もすごいことになるのでしょうか。
2018年4月時点で、一ノ瀬公聖さんの賞金総額は610,000ドルといわれています。
これを現在のレートで円になおしてみると、6900万円ほどになります…意外と少ない!?
実はポーカープロの「収入」に関しては少し特殊でして、、
まずこの賞金総額って、大会で獲得した分だけなんですね。
そのため、オンラインポーカーで獲得した分や、スポンサーとの契約金などは含まれていません。
そしてポーカープロになると、その収入源は大会よりもキャッシュゲームだといいます。
つまりオンラインポーカーなどで普通に稼いでいるということですね。
トーナメント制の大会と違い、いつでも自分の好きなタイミングで始めることができ、こっちがメインになっているプレイヤーがほとんどなんだとか。
大会は優勝するとプレイヤーとしての名誉と莫大な賞金が手に入りますが、移動費や参加費などの出費も大きいですし、時間も膨大に必要になります。
なので、普段はキャッシュゲームで稼いでいるんだそうです。
これも含めると、一ノ瀬公聖さんがポーカーで稼いだ金額は数億にも上るんじゃないでしょうか。
大会賞金の獲得を中心として活動するプロ(トーナメントプロ)としては真っ先にポーカープロが該当するが、アレはキャッシュゲーム(平場で賭けが出来るポーカー)という広い間口があるから成立しているのであって、そういう「広い間口」なくしてトーナメントプロという存在は生まれないと思うんだよな
— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) August 16, 20162時からオンライン。トーナメントだけでは少ないのでキャッシュ並行してます。何か今日は頭もゲームもスロー
— 一ノ瀬公聖 / Kosei Ichinose (@PSshinbunshi) April 18, 2012
ちなみに世界のトップになれば大会だけで3億6千万ドル(約39億円)も稼いでいるプレイヤーもいるみたいです!
もはや次元が違いすぎますね。
AbemaTVでバービーにあわや敗北?
さてそんな一ノ瀬公聖さんは、現在ポーカージャパン株式会社の代表取締役も務めています。
今もポーカープロとしてNatural8と契約していますが、ポーカーの魅力を伝える方にも力を入れているみたいです。
日本各地で講演会を行ったり、テレビ番組やネット配信番組に登場することも多いですね。
しかしそのネット配信中、なんと危うく素人に敗退?という危機もありました
10月26日、AbemaTVで放送された「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」内での出来事です。
この番組ではまず芸能人たちがトーナメント形式でポーカーを行い、勝ち上がった人が「ラスボス・一ノ瀬公聖」と対戦するという流れで行われました
芸能人サイドから勝ち上がってきたのは、フォーリンラブのバービーさん。
ポーカー歴1日という完全な素人だったのですが、この日は引きが良く、「運だけで勝ち上がった」とのこと。
そして一ノ瀬公聖さんVSバービーさんの試合が行われます。
もちろん普通に勝負していたら勝ち目がありませんので、特殊なハンデがつけられています。
そのルールというのが「1度笑うと5000点の罰符」というものです。
ポーカーを生業とする一ノ瀬公聖さんと、人を笑わせることを生業とするバービーさん。
このルールもあってか一ノ瀬公聖さんはリズムが狂ってしまったのか、笑いを抑えきれずに罰符が積み重なっていきました。
しかし途中からは開き直ってむしろバービーさんを挑発、最後は自身の引きの良さも見せて何とか勝利をおさめます。
もし当日の一ノ瀬公聖さんの引きが悪かったら、少しわからなかったですね。
ポーカープロは自分のカードが多少悪くても駆け引きで勝負できるのですが、バービーさんが素人過ぎてその駆け引きも全く通じていませんでしたから(笑)
なかなか白熱する試合展開でしたが、最後はプロの意地を見せた一ノ瀬公聖さん、お見事です。
これでポーカーに興味を持ってくれた人もたくさん増えたことでしょう。
今後の活動にも期待したいですね。
いかがでしたか?
日本ではまだまだなじみのないポーカープロですが、世界では大人気の職業として認識されています。
ポーカー自体も面白いゲームなのですが、ポーカープロに注目するのもまた面白いですね。
これからもポーカーの魅力をどんどん伝えてほしいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。