2018年2月に始まった平昌(ピョンチャン)五輪で、カーリング女子の日本代表に注目が集まりつつあります。過去最多の5勝を突破した実力の他に、投げる前の作戦会議の時にお互い「そだねー」と言い合う音声がTVを通して聞こえる事もしばしば。今回は「そだねー」の意味や効果、試合中に食べる「もぐもぐタイム」についても調べてみました。
まずはカーリング女子日本代表メンバー(LS北見)のプロフィールから
本橋麻里(もとはし まり)
【生年月日】1986年6月10日
【出身地】北海道
【身長/体重】160cm/57kg
吉田夕梨花(よしだ ゆりか)
【生年月日】1993年7月7日
【出身地】北海道
【身長/体重】152cm/46kg
鈴木夕湖(すずき ゆうみ)
【生年月日】1991年12月2日
【出身地】北海道
【身長/体重】146cm/46kg
吉田知那美(よしだ ちなみ)
【生年月日】1991年7月26日
【出身地】北海道
【身長/体重】156cm/52kg
藤沢五月(ふじさわ さつき)
【生年月日】1991年5月24日
【出身地】北海道
【身長/体重】156cm/58kg
メンバーは全員が北海道出身ですが、とてもアスリート集団とは思えないほどの美人揃いですね。ちなみに吉田知那美選手と吉田夕梨花選手は、姉妹でオリンピックの同種目同チームでの出場を果たしています。
「そだねー」の意味と効果は?
このメンバーが試合中にかけあう「そだねー」という言葉は北海道の独特のイントネーションからも話題になりました。一人が意見を言うとみんなが「そだねー」と言い合います。打ち合わせのテンポが早ければ「そだねー」を連呼している様にも感じ、TVでインパクトをおぼえた人も多いのではないでしょうか?
否定するよりも「そうですね」と受け入れながら、別のアイデアとして新たに提案し、さらにそれが「そうだね」と受け入れられると自然とポジティブになりますよね。
そうなるとチーム全体の士気や集中力が上がる効果があるのだそうです。コミュニケーションの重要性を戦略に活かした手法と言えますね。
試合中のもぐもぐタイムには何を食べている?
カーリングの試合では「もぐもぐタイム(正確にはハーフタイム)も話題になりました。緊張する時間が続く中、束の間のハーフタイムにおやつを食べている時間が「ほっこりする」「ピクニックみたいでかわいい」と評判です。
しかしこれは試合に大切な水分&糖分補給であり、大きな意味合いがあります。
カーリングは「氷上のチェス」とも呼ばれ相手側の作戦を読み合うという、頭脳戦とも言えるスポーツです。選手たちの心身の消耗は激しく、しかも試合時間は2時間半もかかる長丁場なので、ハーフタイムに糖分や水分を補給して体力を回復させながら作戦について話し合います。
この様子がTV画面を通して「もぐもぐタイム」と呼ばれています。
それではこの「もぐもぐタイム」に何を食べているのかというと、バナナやりんご等の果物が中心で、チョコレートなども効果的な補給として使われているようです。決してピクニック気分で楽しんでいるワケではありませんよ(笑)
ちなみに日本代表チームはイチゴやバナナ、リンゴをよく食べています。
2月17日のOAR(個人資格のロシアチーム)との戦いのTV 中継では「もぐもぐタイム」が放送されず、視聴者から不満の声があがるという異例の事態になりました(笑) その後NHKの公式Twitterアカウントから「おやつタイム」のノーカット動画が公開されて事態は収束しました(笑)
【ノーカット実況なし #モグモグ 動画】お待たせしました!本日の #おやつタイム です!#カーリング女子 #OAR 戦 #そだねー #NHKピョンチャン pic.twitter.com/YtpBrNZ7U7
— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 17, 2018
各国がメダル争いをしながら国民も緊張して見つめる中、何ともホッコリとする話ですね。
いかがでしたか?
過去最多の5勝目をマークしたカーリング女子日本代表ですが、「もぐもぐタイム」や「そだねー」も含めてカーリングには奥の深い楽しみ方があるようです。これを機会に詳しいルールを勉強してさらに競技を楽しめるようになりたいですね。今後の日本代表の活躍にも期待していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。