集中力を高める方法で高める瞬間を自らコントロールする力を習得すると、勉強やスポーツ、ありとあらゆる面で成果をより早く伸ばせるようになります。
もちろん、子供だけではなく、我々大人たちでも集中力を高める事によって、会社での仕事を効率的に行えるようになります。
今回は、”誰でも簡単に出来るメンタリズム”で誰でも”集中力を高める”を実践できるコツと方法について解説したいと思います。
集中力の源のパワーを解説
集中力を高める方法を知る前に、知っていてほしい事。人間には、集中力の源となっているパワーが存在します。
思考や感情をコントロールする力”ウィルパワー”が存在します。
ウィルパワーは、人それぞれに一定の量があり、使えば使うほどウィルパワーの量は消化していくのです。
例えるならば、人間の体力。体力がMAXある状態で、100mを全力疾走すると体力の一定の量が消耗します。そして休むと、また体力は回復します。
これと同じ原理で、物事に集中すればウィルパワーがなくなり、使わなければ回復します。
ですので、集中力が切れる=ウィルパワーが切れた。となります。
【ウィルパワーを長く持続されるには、2つの方法があります。】
1・ウィルパワーを鍛え一定の量を増やす。
2・ウィルパワーを節約する。
この2点を次に説明したいと思います!
ウィルパワーを鍛える方法
ウィルパワーを鍛える方法は数多くありますが、私が推薦している方法は”姿勢を正しくする”です。
【理由は、2点あります。】
1・姿勢を正しくする行為は集中力を使う。
2・今この瞬間から始められる。
姿勢という無意識な事を、意識的に行うには物凄い集中力を使います。
無意識の内に、猫背になったり、肘を立てたり、足を組んだ時に『ダメだ、いけない!姿勢を戻さなきゃ!』と気付き繰り返せば繰り返すほど、ウィルパワーは強化されていくと言われています。
これは『セルフモニタニング効果』と言われ、自分の行動を客観的に観察できる事が可能で評価を付けれる為、達成感や反省で更に行動を強化できるのです。
ウィルパワーを節約させるコツ
行動を習慣化
1日中、同じ行動している人でも淡々と作業をこなす人も居れば、集中力が切れ続かない人もいます。
それは、持ち合わせているウィルパワーの量の違いなのか?いいえ違います。
どんなにウィルパワーが優れている人でも、一日中集中する事は不可能です。
では、何故違いが出てくるのか?これは、【習慣化】です。
作業を習慣化させる事によって、ウィルパワーを消化せずに取り組む事が可能なのです。要は無意識にやる。です。
自転車に初めて乗った時の事を思い出して下さい。始めは上手に乗れず、かなりの集中力が必要だったと思います。
ですが、いつの日か無意識で乗れる日が訪れます。これがウィルパワーを使わず習慣化に出来た時です。
そして、人間が行動を習慣化させるには、21日間やり続けた時、習慣化出来るのです。
ですので、先ほど紹介した”ウィルパワーを鍛える方法”でも21日間行うとウィルパワー強化するだけではなく習慣化されるので、姿勢を正しくする行為でウィルパワーが消耗せれる事がなくなるのです。
決断のスピードで節約する
ウィルパワーを節約する方法の1つで、決断を早くする。も効果的です。
なぜなら、ウィルパワーを消耗する時は物事に集中している時だけではないからです!
では、どのような時にウィルパワーを使っているのか?それは、選択の決定に迷っている時です。
『今日は、どんな服を着て行こう』『今日は何話そう』『今日の夕食は何食べよう。』など何かに迷っている時は、ウィルパワーを非常に消耗しています。
決断せず迷っている状態が続く間も、ウィルパワーは消耗し続けます。そして、ウィルパワーが一定以下まで下がると、考える事や行動を起こす事が面倒くさくなり”先伸ばし”にしてしまうのです。
なので、”今やらない事は余計に面倒くさくなる”とよく言いますが、あの原理がウィルパワーの消耗なのです。
ですので、意思決定を早くする事によってウィルパワーを節約出来るのです。
ウィルパワーが0になる前に辞める
ウィルパワーをより長く保つ方法で、0になる前に辞める方法があります。
車のガゾリンを頭に浮かべて下さい。0になると元も子もないですよね?ウィルパワーもこれと同じで0になると結果、嫌になって辞めてしまいます。先延ばしの心理ですね。
ですので、0になる前に回復させる必要があります。
ですが、自分のウィルパワーの残量が後どれだけなのかわかりませんよね?ですので、【時間設定】が効果的です。作業を行う時間を先に決め時間がきたら途中でも辞めます。
【この時間設定には2つのメリットがあります。】
1・ウィルパワーが0にならない
2・焦らし効果
1のウィルパワーが0にならない。は先ほど説明した通りです。
では、2番の”焦らし効果”とは?
時間を短く区切り辞める事によって『もう少しやれたかな』『もうちょっとやりたかったな』という感情が生まれます。
こういった感情が生まれる事によって、次回作業を行う際『少しでも多くやりたい』を感情が働き、パフォーマンス力が格段に上がります。
ですので、”少ない労力で大きな成果”が期待出来るのです。
【以上の集中力を高める方法を実践する事によって、集中力が保てなかった方も激的に変化します!】
集中力を高める方法を子供に習得されるコツ
鏡の法則に基づき子供に習得される
人間が何かを学び習得する時に【鏡の法則】ミラーリングという法則があります。
”子供は親に似る”という言葉があります。もちろんDNAで似る事も大きな要因ですが、血の繋がってない親子でも行動が似ている事が多いです。
その他にも、会社の同僚や友人、周囲の人と自分は似ていると感じた事はないでしょうか?行動だったり、話し方だったり、似てくる事があると思います。
これ等には、鏡の法則が大きく関係しているのです。
何かを子供に習得させたいと思った時、『習得しなさい!これを覚えなさい!』というのは逆効果なのです。例え習得出来たとしても”強制されられている”といった印象なりストレスになります。
ですので、子供が成長していく過程で”親の背中を見て育つ”というように、子供の目の前で親が”集中力を高める方法”実践するのが私が推薦しているコツです。
そして、その際に子供の目の前で面倒くさいなと感じされるような発言・行動を取ってはいけません。なせなら、”集中力を高める方法”を習得するには面倒くさいんだな。と潜在意識に入ってしまうからです。
”姿勢を正しくする”などの行為を親が楽しそうに行っていれば、『習得しなさい!』と言わずとも、勝手に子供が真似をしだします。
すると、自動的にウィルパワーの強化・節約に繋がり、集中力を高める方法を習得しており、勉強やスポーツなどで飛躍的に成果を上げるようになります!
子供を自発的に勉強と向き合う方法
子供は勉強が非常に嫌いな子がとても多いです。私も学生時代は勉強がとても嫌いでした。
子供が勉強と向き合ってくれない・・・とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
【勉強と向き合わない理由】
・潜在意識的に 勉強=面倒くさいになっている
・勉強する価値を理解していない
この2点が大きな原因だと思います。
潜在意識的に 勉強=面倒くさいになっている
まず、潜在意識的に”勉強=面倒くさい”の場合、これは環境がとても大きな原因だと私は考えています。
この環境というのは、主に学校・家庭内です。
学校には、沢山の子供がいて多くの子供が勉強嫌いなのが現実です。学校での会話から”勉強=面倒くさい”になってしまっていると考えてます。
ですが、これは私立のエリート校に転校しない限り、どこの学校に通わせても同じだと思います。
その他は、勉強をウキウキしながらやっている塾に通わせる。なども効果的です。そのような環境に身を置く事で自然と”勉強=楽しい”と思える思考がつきます。
そして、無料で行えて子供の潜在意識を”勉強=楽しい”と思わせる方法は、家庭内での勉強に対する発言を徹底的に楽しい発言にする事です。
そして、親が何かを楽しんで学ぶ姿勢を子供に見せる事です。先ほど紹介した”鏡の法則”を利用する事によって、子供に”学ぶ=楽しい”と思考を持たせれます。
楽しいと思えるような思考がつくと、自発的に勉強に打ち込んでくれるようになります!
勉強する価値を理解していない
多くの子供は勉強の価値を理解できていない子供が多い傾向にあると思います。
なので、勉強の価値を理解させる事で、自発的に勉強に打ち込んでくれるようになります。
では、どうやって勉強の価値を理解させるのか?
簡単です。【子供の将来の夢を知り、夢に基づき勉強させる事です。】
例えば将来、美容師になりたいと思っている子供が居るとします。その子供に対して『勉強しなさい!』これでは勉強してくれないでしょう。
『美容師になる為に一緒に接客の勉強しようか♪』と言うと、子供は少しは積極的に接客の勉強を始めると思います。
大事なのは、その勉強は子供の為になるのか?というところです。美容師になりたい子供にとって東大に合格するほどの勉強量は必要ではないのです。
美容師になった時の為に一緒に接客の勉強をする。この様な行動を取る事によって美容師になった時の期待度やイメージが湧きます。
そして、美容師になる為の過程の中で、最低限の勉強をこなせば良いのです。そうすると勉強する価値が伝わり自発的に勉強を行います。
親の気持ちとして、多く勉強をしてほしい。という気持ちは凄くわかるのですが、優先順位で子供のやりたい事を優先して導いてあげる事が大事だと私は考えています^^
また、子供は夢がよく変わります。そのたびに軌道修正を行って上げて下さい。これ様なを簡単に行えるようになる・相手の事をより深く理解する為にもメンタリズムがあるのです。
注意点・子供を自発的に動いてもらいには子供を認めてあげる事も重要です。子供の考えを否定しエゴを押し付けると言う事を全く聞いてくれなくなります。ですので、日頃から認め、そして褒める事を心掛けると良いと思います^^
そして、叱る時も叱るだけではなくて、子供の良いところを5つほど言ってあげてから叱ると、否定されていると思いこまなくなるので効果的です!
最後までご覧戴きありがとうございました。お役に立てれば幸いです。