2021年シーズン、埼玉西武ライオンズの若手選手が躍動しています。

 

特に玄人好みの活躍を続けているのが愛斗選手。

 

力強いバッティングはもちろん、外野守備でもチームを支えています。

 

源田たまらんならぬ、愛斗たまらんという声も増えてきました。

 

なにより愛斗っていう登録名が良いですよね。

 

今回はそんな愛斗選手に注目してみたいと思います。

 

【本名】武田愛斗(旧姓:大滝)

【生年月日】1997年4月6日

【身長】177cm/92kg

【出身】大阪府堺市

【高校】花咲徳栄高校(埼玉県)

 

チームを支える若獅子・愛斗

埼玉西武ライオンズを支える若手外野手、愛斗選手。

 

チームは開幕から主力選手の離脱が続いているのですが、それをカバーするように若手選手が躍動していますね。

 

山川穂高選手、外崎修汰選手が離脱すれば、呉念庭(ウー・ネンティン)選手や山田遥楓選手がカバー。

 

総力戦でペナントレースを戦っています。

 

 

個人的に特に注目しているのが愛斗選手。

 

2015年のドラフト会議にて、埼玉県花咲徳栄高校からドラフト4位指名で入団した選手です。

 

2021年シーズンは4月8日に今季初スタメンを勝ち取ると、ここまで7本塁打の活躍を見せています(6月10日時点)。

 

スイングが豪快で気持ちがいいですよね。

 

 

逆方向にも強い打球が打てて、強打者の風格があります。

 

6月9日のDeNAベイスターズ戦では8番ライトで出場すると、3安打3打点と大当たり

 

9番に入った山田遥楓選手も3安打3打点を記録、愛斗・遥楓の恐怖の下位打線が大暴れした試合でした。

 

愛斗の守備が上手すぎる!

ですが愛斗選手といえば、最大の魅力はその守備力。

 

動き出しが早く、落下地点まで一直線。

 

落下地点に何か目印が見えてるんじゃないかってくらい、無駄な動きが一切ありません。

 

 

愛斗選手にだけパワプロ守備が導入されているのでしょうか?

 

源田たまらんならぬ、愛斗たまらんの声が、西武ファンから続出しています。

 

もちろん足も速いし、肩も強いのですが、それだけでは語りつくせませんよね。

 

愛斗の名字が変わった理由は?

さてそんな愛斗選手なのですが、フルネームは「武田愛斗」といいます。

 

ただこの名字は2017年からのようで、入団時のフルネームは「大瀧愛斗」でした。

 

 

(登録名が愛斗となったのは2016年7月15日~)

 

名字でなく名前を登録名にするのは、イチロー選手をはじめとしてそれなりに前例があるのですが、選手の名字が変わってしまう例はそれほど多くありません。

 

いったいどんな事情があったのでしょうか?

 

 

このパターンで最も有名な例は、東北楽天ゴールデンイーグルスの銀次選手かと思います。

 

銀次選手のフルネームは「赤見内(あかみない)銀次

 

入団時の名字は「宇部」だったのですが、お母さんの再婚があって名字が変わったパターンです。

 

愛斗選手もおそらく親の離婚か何かで名字が変わったのでしょうか…?

 

ただ愛斗選手本人が名字変更の理由を明かしていないので、ややツッコミづらいところはあります。

 

 

 

名字が変わった選手というと、ほかにも元中日ドラゴンズの英智(ひでのり)選手もそうでしたよね。

 

彼の場合は親の事情ではなく、本人が婿養子に入ったため、名字が変わりました。

 

結婚後も旧姓の藤本で登録していたのですが、お子さんに

 

「パパなんで野球やってるときは名字が違うの?」

 

と聞かれたことがあったらしく、2004年から下の名前の「英智」を登録名に変更しました。

 

でも英智選手の場合は、登録名を変更から一気にブレイクしましたよね。

 

あの強肩には何度も驚かされました。

 

規定打席には到達しませんでしたが、守備走塁のスペシャリストとして、落合政権に不可欠な選手になった選手です。

 

 

外野の名手という意味でも、愛斗選手に重なる部分がありますよね。

 

ですが愛斗選手は英智選手よりもさらにスケールの大きな選手になる可能性を秘めていると思います。

 

守備も打撃もさらに磨いて、球界を代表する外野手になってほしいですね!

 

 

いかがでしたか?

チームを支える若獅子・愛斗選手。

 

豪快なバッティングと鉄壁の外野守備で、ライオンズをけん引します。

 

ですが走攻守にわたって、もっとスケールの大きな選手になる可能性も秘めています。

 

これから5年・10年と楽しみな選手です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。