いまや国民的女優ともなった広瀬すずさんに、盗作疑惑が浮上しています。
広瀬すずさんがデザインしたワンピースが、あるブランドのワンピースと酷似しているというのです。
NHK「なつぞら」にも出演中ですから、もし本当ならまたNHKドラマ主演者の不祥事ということになってしまいますが…
まずは広瀬すずさんのプロフィールから
【生年月日】1998年6月19日
【出身地】静岡市清水区
【身長】159cm
【血液型】AB型
【所属事務所】フォスタープラス
広瀬すずにワンピースの盗作疑惑
女優の広瀬すずさんに、盗作疑惑が浮上しています。
広瀬すずさんは2017年より「earth music&ecology」のイメージキャラクターを務めているのですが…
広瀬すずさんがデザインに挑戦したワンピースも定期的に発表されており、そこに盗作疑惑がかかっているのです。
盗作ではないかと疑われているのは、2019年の春に発表したワンピース。
このデザインがEZUMiというブランドのワンピースと酷似しているといいます。
実際に比べてみると
たしかによく似ていますね。サイドに入ったプリーツがそっくり過ぎです。
服だけの写真を並べてみたのですが…
(左が広瀬すずさん、右がEZUMi)
もはや半袖かノースリーブかくらいの違いしか見当たりません。
EZUMiというのは、デザイナーの江角泰俊さんが2010年に立ち上げたアパレルブランドです。
江角康俊さんはロンドンのセント・マーチン美術大学を卒業後、海外の様々なコレクションブランドで経験を積んだという経歴の持ち主です。
ファッションに敏感な層からも高く評価を受けているそうで、桐谷美玲さんがプライベートで愛用していたことも話題になりました。
ただ今回のことはEZUMiでは把握していなかったみたいで、週刊誌には「初めて知りました。正直びっくりしています」というコメントを残しています。
広瀬すずは盗作にかかわっていない?真犯人は!
この疑惑に対しての広瀬すずさんの所属事務所側のコメントもひどいものです。
「EZUMiというブランドを初めて知りました」
「デザインが類似していることは私たちも認識できます」
若干他人事のような感じがしますよね。
ただ事務所もそう感じているように、本当に広瀬すずさんが盗作したかどうかといわれると怪しいところです。
たしかに今回のワンピースは広瀬すずさんがデザインしたことになっているのですが、あれだけ多忙を極める広瀬すずさんですから。
あくまで原案が広瀬すずさんというだけで、細かい部分はearthのデザイナーが担当していた可能性の方が高いでしょう。
実際にホームページに掲載された写真には、原案と思われるスケッチも載っています。
というかよくこのスケッチからこれだけのワンピースが出来上がりましたね(笑)
もっと細かい要望なんかもあったかもしれませんが、やはり大部分はearthのデザイナーが手掛けたと思っていいいでしょう。
となるとこの盗作騒動の“真犯人”は、そのデザイナーの方々ということになります。
広瀬すずさんは名前を貸していただけの被害者であるという見方も。
ただそのデザイナーの方々としても、悪意を持って盗作したというわけではないとは思いますが。
earthのイメージキャラクターを務めてもらっている以上、広瀬すずさんのイメージを下げるようなことを意図的に行うはずもありませんから。
実際のところは、偶然似てしまったという線が濃厚です。
それに他のブランドにも酷似とまではいかなくても、多少似ているという服がないというわけではありませんし。
どれもブランドも値段もバラバラですが、デザインはよく似ています。
ファッションのように流行性の高いものは、どうしても似てしまう部分があるのでしょう。
今回の問題、広瀬すずさんの名前がなければここまで話題にならなかったと思います。
似ているデザインの服は多々あれど、そのデザイナーが訴えられたというケースはほとんど聞きません。
ファッションショーでインスパイアされて似たようなデザインになってしまうというのは、ファッション界にはよくあることだとされています。
(いかにコピー感を出さないかがデザイナーの腕の見せ所ともいわれていますが)
それなのにこれだけの騒動になったのは、広瀬すずさんが絡んでいるからに他ならないでしょう。
彼女が今、もっとも勢いのある女優さんだからこそ、週刊誌にターゲットにされてしまったのです。
結局のところは週刊誌が勝手に騒いでいるだけで、”被害者”の江角泰俊さんは何も言っていませんし。
当人が迷惑だと感じていない以上は、外野が騒ぐのは余計なお世話というもの。
広瀬すずさんも今後はデザインの仕事は控えるかもしれませんが、女優としてイメージダウンということはないように思います。
https://twitter.com/jetpack/status/1128832223640035328 https://twitter.com/jetpack/status/1128638422262865927
「ちはやふる」でも盗作疑惑?
そういえば広瀬すずさん、以前にも盗作騒動に巻き込まれたことがあります。
これは正真正銘、本人には一切の責任のない案件なのですが。
広瀬すずさんが主演を務めた映画「ちはやふる」
当初は2部構成で、2016年4月に「ちはやふる-上の句-」、2017年4月に「ちはやふる-下の句-」が公開されたのですが、
その反響の大きさからか急遽続編の制作が決定し、2018年3月に完結編の「ちはやふる-結び-」も公開されました。
競技カルタ界に大きな影響を与えるほどの話題作でしたよね。
ですが「下の句」も公開直前に迫った2016年の年末、騒動は起きました。
ちはやふるの原作マンガに登場したセリフが、一般の方が作った短歌の盗用ではないかという疑惑が浮上したのです。
問題となったのはちはやふる27巻(2015年4月発売)、82ページ目に収録されたこの場面です。
「青春」という文字の中に「月日」があったこ
というフレーズ。
これが2010年、逢さんという一般の方が「うたらば」という短歌のフリーペーパーに投稿したものとほぼ一致してしまっているのです。
うたらばはツイッターも運営していて、そこに2010年に逢さんの句が投稿されていることも確認できます。
ただこれだけの証拠だと単なる”偶然の一致”かもしれません。
「青春」の文字の中に「月日」がある
たしかに素敵な発想ですが、他の方が偶然思いつく可能性はありますから。
ですが疑惑がより強いものになっていったのは、ツイッターの「お気に入り機能」から
このうたらばのツイートを「Copy writing」というアカウントが無断転載したのですが、
そのツイートをちはやふる作者の末次由紀さんのアカウントがお気に入りに入れていることが発覚したのです。
つまり末次由紀さんはこの歌は別の誰かが作ったものと知りながら、自身の漫画に使ってしまったということ。
逢さん自身、もし末次由紀さんがお気に入りに入れていなかったら「先生が私と同じ発想だ!」とうれしくなったかもしれないと語っていましたが、
Copy writingのパクリツイートをお気に入りに入れていることで「ツイートからパクられたんじゃないか」という気分になってしまったそうです。
逢さんは講談社に問い合わせたものの、あくまで「末次先生の高校時代のエピソード」の一点張りで、納得する説明はもらえなかったといいます。
結局、この一件は逢さんが泣き寝入りする形で終わってしまいました。
盗作の前科があったちはやふる作者
しかもちはやふる作者の末次由紀さん、盗作疑惑が浮上するのは今回が初めてではありません。
ちはやふる以前に連載していた「エデンの花」「きみの白い羽」などの作品でも、トレース疑惑がかけられていたのです。
しかもトレース元は井上雄彦さんの「SLUM DUNK」や「リアル」といった超人気漫画。
実際に見てみると、確かに構図がそっくりそのままです。
末次由紀さんはトレースしたことを認め、連載中だった「Silver」は連載中止に。
それまで発行されていた単行本もすべて絶版となる重い処分を課せられました。
しかしそれから数年たち、ちはやふるが大ヒット。
第2回漫画大賞を受賞した際には、その授賞式に欠席し
「過去に犯した間違いは、一生懸命漫画を描いていくことでしか返していけない」
とコメントを寄せ、深く反省している様子を見せていました。
にもかかわらずこの盗作騒動。せっかく信頼が回復しつつあったのに、いったいどうしてなのでしょうか。
とはいえこの件は疑惑のまま終了しているので、表向きは盗作自体なかったことになっています。
映画「ちはやふる」も大成功をおさめ、広瀬すずさんの女優としてのステップアップにつながっていきました。
ですが本人に関係があるところでも無いところでも、盗作疑惑に巻き込まれすぎですよね。
売れっ子女優になるほど、彼女のことを貶めようとする勢力が出てくるのは容易に想像がつきますし。
もともと脇の甘い印象はありましたが、もっと大きな騒動に巻き込まれないと良いのですが。
いかがでしたか?
自身がデザインに携わったワンピースに盗作疑惑がかかってしまった広瀬すずさん。
過去には自信が出演した映画の原作に盗作疑惑がかかっていたこともありました。
売れっ子女優になると、些細な発言や疑惑が炎上の種になってしまいますから、これからも気を付けてほしいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。